国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問54
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
柳沢吉保が設計指揮し造り上げた「回遊式築山泉水庭園」で、国の特別名勝に指定された東京都文京区に所在する庭園は、次のうちどれか。
- 清澄庭園
- 三溪園
- 浜離宮恩賜庭園
- 六義園
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この過去問の解説 (3件)
01
古代中国の詩集「詩経」における詩の6分類が「六義」で、和歌に転用された後、六義園の設計思想にも反映されたといわれています。
1の清澄庭園は東京都江東区にあります。
こちらは「回遊式林泉庭園」と呼ばれますが、泉水、築山、枯山水を主体にしており、六義園の造園手法とそれほど大きな違いがあるものではありません。
2の三溪園は神奈川県横浜市です。明治時代に造園されました。
「三溪」は造園者である実業家の号(別名)からとられています。
3の浜離宮恩賜庭園は東京都中央区にあります。
同じく「回遊式泉水庭園」ですが、こちらには海水を池に取り込む「汐入」という特色がありました。
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02
回遊式林泉庭園とは庭園内を回って鑑賞できるところです。
1 東京都江東区にある庭園です。
実業家岩崎弥太郎が三菱の社員の慰安先として買い取り手入れしたことがある庭園です。
2 神奈川県横浜にあり、生糸貿易により富を得た実業家原三溪によって作られた庭園です。
園内には京都や鎌倉の歴史的価値が高い建造物が配置されています。
3 東京都中央区にある庭園です。
江戸時代の代表的な大名庭園として有名で、東京湾から海水を取り込む潮入の池があります。
4 文京区にあります。
江戸時代に7年の歳月をかけて創建された庭園です。
紀貫之の和歌で使用された詩の六義からきているともいわれています。
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03
1の清澄庭園は東京都江東区にある「回遊式林泉庭園」、2の三溪園は神奈川県横浜市にある庭園なので、いずれも誤りです。
3の浜離宮恩賜庭園は東京都中央区にある庭園ですが、「恩賜」とは天皇・主君から賜ることを指すので、側用人だった柳沢吉保とは無関係と判断できます。
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