国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問78
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
貸切バスによる運送に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。
次の行程( 日帰り )で、学校教育法による中学校の生徒の団体が大型車の貸切バス( 本問において、以下「大型バス」という。 )を利用するとき、この運賃について資料に基づき各設問に該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付 関東運輸局長公示)」によるものとする。
(注2)この運行に係る料金は生じないものとする。
(注3)消費税の計算は、行わないものとする。
<行程> ( 日帰り )
●走行時間の合計は6時間10分
●実車距離は214キロ
なお、「実車距離」とは、旅客の最初の乗車から最後の降車までの間に走行する距離をいい、回送距離は含まない。
●回送距離の合計は67キロ
<資料>
●時間制運賃の下限額は大型バス1時間当たり5,310円とし、この大型バスの時間制運賃は下限額をもとに計算される。
●キロ制運賃の下限額は大型バス1キロ当たり120円とし、この大型バスのキロ制運賃は下限額をもとに計算される。
この団体が支払うこととなる大型バスの運賃に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
次の行程( 日帰り )で、学校教育法による中学校の生徒の団体が大型車の貸切バス( 本問において、以下「大型バス」という。 )を利用するとき、この運賃について資料に基づき各設問に該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付 関東運輸局長公示)」によるものとする。
(注2)この運行に係る料金は生じないものとする。
(注3)消費税の計算は、行わないものとする。
<行程> ( 日帰り )
●走行時間の合計は6時間10分
●実車距離は214キロ
なお、「実車距離」とは、旅客の最初の乗車から最後の降車までの間に走行する距離をいい、回送距離は含まない。
●回送距離の合計は67キロ
<資料>
●時間制運賃の下限額は大型バス1時間当たり5,310円とし、この大型バスの時間制運賃は下限額をもとに計算される。
●キロ制運賃の下限額は大型バス1キロ当たり120円とし、この大型バスのキロ制運賃は下限額をもとに計算される。
この団体が支払うこととなる大型バスの運賃に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 下限額をもとに計算した時間制運賃の額とキロ制運賃の額を合算した運賃
- 下限額をもとに計算した時間制運賃の額とキロ制運賃の額を合算し1割引した運賃
- 下限額をもとに計算した時間制運賃の額とキロ制運賃の額を合算し2割引した運賃
- 下限額をもとに計算した時間制運賃の額とキロ制運賃の額を合算し3割引した運賃
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この過去問の解説 (2件)
01
修学旅行をはじめとする「学校教育法第1条に規定する学校(大学及び高等専門学校を除く )」の団体については、一般的には割引が適用できます。
ただし、この設問の場合は下限額をもとに計算されています。
修学旅行に限らず、上限・下限の範囲外で運賃や料金を収受することは法令違反となります。
もちろんこちらの規定が優先です。
つまり、下限額からさらに割引することはできません。
選ぶべき選択肢は1となります。
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02
正解は、1です。
貸し切りバス事業者が上限・下限額の範囲外で運賃・料金を収受することは、法令違反になります。
設問は、下限額をもとにしているので、下限額からの割引は法令違反になります。
よって、割引はできません。
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