国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問23

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

登録の取消し等に関する次の記述から、登録の取消事由に該当するもののみをすべて選んでいるものはどれか。

a  旅行業者等が、登録を受けてから6箇月以内に事業を開始していないと認めるとき。
b  旅行業者等が、引き続き1年以上事業を行っていないと認めるとき。
c  旅行業者が、不正の手段により有効期間の更新の登録を受けたとき。
d  旅行業者等が、旅行業法に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。

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この過去問の解説 (3件)

01

旅行業者等の登録が継続されるのは、「登録を受けてから」の場合も「引き続き」の場合も1年が限度です。よってaは誤りでbは正しく、aとbの両方を選んでいる1と4の選択肢は不正解です。cとdは明らかな違法行為なのでどちらも正しく、3が正解です。

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02

a 登録を受けてから「6箇月以内」ではなく、「1年以内」に事業を開始していないと認めるときであるので、誤りです。

b 1年以内に事業を開始せず、または引き続き1年以上事業を行ってないと認めるときであるので、正しいです。

c 不正の手段により登録や、有効期間の更新の登録を受けたときは、登録を取り消すことができるので、正しいです。

d 旅行業法に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは業務の停止もしくは登録を取り消すことができるので、正しいです。

以上より、正解は3(b、c、d が正しい)です。

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03

正解は3(b、c、dが正しい)です。

「登録の取消し等」は旅行業法第19条に規定があります。

うち、「旅行業者等が事業を行っていない」ケースについては「登録を受けてから1年以内に事業を開始しない」または「引き続き1年以上事業を行っていない」場合に適用されます。
つまり、設問文aはこれに当てはまらず(6箇月以内なので)、bは取消事由に合致しています。

cとdはそれぞれ条文の中でこの通り定められています。

この他には「登録の拒否」(第6条)各事項に当てはまった場合、もしくは登録当時に当てはまっていたことが後日判明した場合があります。

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