国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問29

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

募集型企画旅行契約の部「旅行者の交替」に関する次の記述から、正しいもののみをすべて選んでいるものはどれか。

a  旅行業者と契約を締結した旅行者は、旅行業者の承諾を得て、第三者に契約上の地位を譲り渡すことができる。
b  旅行者は、契約上の地位を第三者に譲り渡すことについて、旅行業者の承諾を求めようとするときは、旅行業者所定の用紙に所定の事項を記入の上、所定の金額の手数料とともに、旅行業者に提出しなければならない。
c  旅行業者と契約を締結した旅行者が、契約上の地位を第三者に譲り渡すことができるのは、旅行業者の承諾を得た場合であっても、当該旅行者の三親等以内の親族に限られる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1(a、bが正しい)です。

何らかの事情により企画旅行に参加できなくなった旅行者は、
・所定用紙に所定事項を記入して提出
・所定の手数料を支払う
・旅行業者の承諾を得る
という手続きを経て、第三者に交替することができます。

一方で、cは誤りです。
設問にあるような交替相手の制約はありません。
ただし、企画旅行の内容によっては「旅行参加資格」(性別、年齢、技能など)がある場合もあり、誰でも無制限というわけでもありません。

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02

aとbはともに募集の部第15条に定められており正しいですが、cは相続でもないのに対象を親族に限定している点が明らかに不自然であり、誤りです。
よって、正解は1です。

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03

a.b.「旅行者の交替」について、記述の通りで、正しいです。

c.三親等以内の親族に限られるという規定はないため、誤りです。

以上より、1が正解(a、bが正しい)です。

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