国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
国内旅行実務 問57
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 国内旅行実務 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
山形県をほぼ南北に貫く急流で、古口港から草薙港などの舟下りでも知られ、その風光明媚な姿を題材に、正岡子規や斎藤茂吉らの俳人・歌人にも詠( うた )われた川は、次のうちどれか。
- 阿武隈川
- 球磨川
- 北上川
- 最上川
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この過去問の解説 (3件)
01
設問文にある古口港~草薙港の舟下りは「五月雨を集めて早し最上川」の句にあやかって「最上川芭蕉ライン」とも呼ばれています。
1の阿武隈川は福島県南部から郡山市、福島市を経て北上し、宮城県岩沼市に至ります。
2の球磨川は熊本県内を流れ不知火海に注ぎます。最上川と同じく日本三大急流に数えられます。
3の北上川は岩手県北部から盛岡市、一関市を経て南下し、宮城県石巻市に至ります。
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02
1の阿武隈川は福島県と宮城県、3の北上川は岩手県と宮城県を流れる川です。
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03
1.阿武隈川は、福島県と宮城県を流れる川です。那須連山を源流とする流れは福島県の母なる川と呼ばれています。
2.球磨川は、熊本県の人吉盆地を流れる川です。日本三大急流の一つです。
3.北上川は、岩手県中央部を流れ、宮城県石巻市で追波湾に注ぐ川です。宮沢賢治や石川啄木など流域出身者の作品に登場します。
4.最上川は、山形県で源流から支流まで流れる一級河川です。2と同じく、日本三大急流の一つです。斎藤茂吉の和歌や松尾芭蕉の俳句に読まれています。
以上より、4が正解です。
河川は、流れる都道府県と、流域を舞台とした文学作品や作家名を覚えるとよいでしょう。
日本三大急流のもう一つは富士川です。
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