国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
国内旅行実務 問65

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 国内旅行実務 問65 (訂正依頼・報告はこちら)

日本国内における国立公園・世界遺産に関する以下の設問について、該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

国立公園に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 「足摺宇和海国立公園」は、四国南西部の海岸部と内陸部の山々からなる変化に富んだ景観が特長で、区域内には足摺岬や竜串などがある。
  • 「雲仙天草国立公園」は、湯けむり漂う火山景観と島々が連なる海洋景観が特長で、区域内には雲仙岳や高舞登山などがある。
  • 「釧路湿原国立公園」は、日本の最東北端に位置し、火山活動や流氷などによって形成された険しく雄大な景観が特長で、区域内には羅臼岳やカムイワッカ湯の滝などがある。
  • 「やんばる国立公園」は、沖縄島北部に位置し、国内最大級の亜熱帯照葉樹林、石灰岩の海食崖やカルスト地形、マングローブ林、固有動植物・希少動植物が生息する多様な自然環境が特長で、区域内には茅打バンタや大石林山などがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は3です。

釧路湿原国立公園は、日本初のラムサール条約登録湿地となった釧路湿原やそれを育んだ蛇行河川を眺める展望観光で知られています。

なお、設問文3が表しているのは実は「知床国立公園」の内容です。羅臼岳は知床半島中央部、カムイワッカ湯の滝はウトロ温泉、知床五湖などと同じ知床半島北西側にあります。

1は正しい内容です。四国南西端の高知県足摺から西側に回った愛媛県宇和海とその間の山地を含みます。

2も正しい内容です。長崎県島原半島の雲仙地域と熊本県天草諸島の天草地域(一部鹿児島県)にまたがります。

4も正しい内容です。沖縄本島北部の名護市より奥側にあります。

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02

1、2、4は全て正しいですが、3は釧路湿原国立公園ではなく知床国立公園の説明です。

「湿原」と「火山活動」「流氷」「険しく雄大な景観」の不一致を見逃さず、誤っている選択肢を一本釣りしたい問題です。

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03

1.高知にある国立公園についての記述で、正しいです。

2.長崎・熊本にある国立公園についての記述で、正しいです。

3.日本最東北端にある国立公園「知床国立公園」についての記述なので、誤りです。

「釧路湿原国立公園」は北海道東側に位置し、日本最大の湿原やタンチョウの生息地として有名です。

4.沖縄の国立公園についての記述で、正しいです。

以上より、3が正解(誤っているもの)です。

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