国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
国内旅行実務 問77

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 国内旅行実務 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

貸切バスによる運送に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

次の行程( 日帰り )で貸切バスを利用するときの運賃について、各設問に該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付 関東運輸局長公示)」によるものとする。
(注2)この運行に係る料金は生じないものとする。

〈行程〉( 日帰り )
●走行時間の合計は2時間15分
●実車距離は31キロ
なお、「実車距離」とは、旅客の最初の乗車から最後の降車までの間に走行する距離をいい、回送距離は含まない。
●回送距離の合計は20キロ

この行程における時間制運賃を求めるための時間のうち、正しいものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

貸切バスの時間制運賃は、走行時間に加え、出庫前と帰庫後の点呼・点検時間を1時間ずつ合算して算出します。

走行時間には回送時間を含みますが、3時間未満の場合は3時間とみなして計算します。

よって、本問では3時間プラス2時間で5時間分の運賃が必要であり、4が正解となります。

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02

貸切運賃は、時間・キロの併用制となります。
キロ制は、走行距離に対しての算出、時間制は、総拘束時間に対する算出となります。
本設問は、時間制運賃に関するものです。

正解は4(5時間)です。
時間運賃は、回走を含む走行時間に前後1時間ずつ(点呼・点検時間)を加えます。
また、走行時間は最低3時間と決められています。
よって、3時間(走行時間)+2時間(点呼・点検時間)=5時間となります。

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03

正解は4(5時間分)です。

まず走行時間部分は最低3時間分が必要と規定されているので、ここでは3時間が適用されます。
これに、出庫前と帰庫後の点呼・点検等時間をそれぞれ1時間ずつ加えて、合計で5時間分となります。

なお、この設問においては距離は問われておらず、実車・回送の区別も意識する必要はありません。
(「走行時間」には回送の所要時間も含まれています。)

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