国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
国内旅行実務 問78

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 国内旅行実務 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

貸切バスによる運送に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

次の行程( 日帰り )で貸切バスを利用するときの運賃について、各設問に該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付 関東運輸局長公示)」によるものとする。
(注2)この運行に係る料金は生じないものとする。

〈行程〉( 日帰り )
●走行時間の合計は2時間15分
●実車距離は31キロ
なお、「実車距離」とは、旅客の最初の乗車から最後の降車までの間に走行する距離をいい、回送距離は含まない。
●回送距離の合計は20キロ

この行程におけるキロ制運賃を求めるための走行距離のうち、正しいものはどれか。
  • 30キロ分のキロ制運賃が必要である。
  • 40キロ分のキロ制運賃が必要である。
  • 50キロ分のキロ制運賃が必要である。
  • 60キロ分のキロ制運賃が必要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4(60キロ分)です。

キロ制運賃の基となるキロ数は、実車距離と回送距離の合計で、この設問であれば合わせて51キロです。
ただし、10キロ未満の端数は切り上げる(切り捨てはありません)ので、最終的に60キロ分となります。

ちなみに時間制運賃の場合の端数計算は、30分未満切り捨て、30分以上切り上げなので一緒に覚えましょう。
(最低3時間分から)

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02

貸切運賃は、時間・キロの併用制となります。
キロ制は、走行距離に対しての算出、時間制は、総拘束時間に対する算出となります。
本設問は、キロ制運賃に関するものです。

正解は、4(60キロ)です。
キロ制運賃の対象となる走行距離には回走距離が含まれます。
(31+20=51)
また、走行距離の端数処理は10キロ未満を10キロに切り上げます。
よって、60キロ分のキロ制運賃が必要です。

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03

貸切バスの走行時間は、実車距離と回送距離を合算するため、本問のケースでは31キロプラス20キロで51キロとなります。

ただし、10キロ未満の端数は10キロに切り上げるので、正解は4の60キロです。

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