国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成30年度(2018年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問48
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成30年度(2018年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
旅客鉄道会社(JR)の旅客営業規則に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
- 団体乗車券及び貸切乗車券は、運送引受け後であって、旅客の始発駅出発日の1箇月前の日から発売する。
- 団体乗車券を発売する場合において、普通団体の行程中の列車の乗車駅における乗車日のいずれかが取扱期別の第2期に該当するときは、普通旅客運賃の当該全行程に対して第2期の割引率を適用する。
- 旅客が、団体乗車券又は貸切乗車券を紛失した場合であって、係員がその事実を認定することができるときは、別に旅客運賃又は料金を収受しないで、相当の団体乗車券又は貸切乗車券の再交付をすることがある。
- 訪日観光団体とは、訪日観光客7人以上又はこれと同行する旅行業者(ガイドを含む。)によって構成された団体で、責任のある代表者が引率するものをいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
団体の行程中に1日でも第2期の日が含まれているときは、全行程に対して第2期の割引率、すなわち旅行者にとって高い割引率が適用されるので、2も正しいです。
3は「係員がその事実を認定することができるときは」という条件が示されているので、これも正しいです。
誤っているのは4で、正しくは「7人以上」ではなく「8人以上」です。
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02
訪日観光団体は、訪日観光客「8人以上」又はこれと同行する旅行業者(ガイドを含む)によって構成されます。
普通団体や学生団体についても「8人以上」です。
1は正しい内容です。
団体乗車券及び貸切乗車券の「発売日」としては、これが正しい規定です。
(1箇月前の日から発売)
「申込みの受付日」はこれとは別(9箇月前の日から申込み受付)ですので取り違いに注意しましょう。
2も正しい内容です。
逆の言い方をすれば、乗車日の全てが第1期の日付(12月21日から1月10日まで、など)に該当する場合のみ第1期割引率(低い方)適用となります。
3も正しい内容です。
普通乗車券の場合であれば、再収受して再収受証明書を発行するのが正しい扱いです。(後で発見した場合は払戻し)
団体乗車券又は貸切乗車券の場合については、再収受せずに再交付してよい独自の規定があります。(逆に、後で発見しても払戻しできるわけではない)
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03
1.団体乗車券及び貸切乗車券の発売について、記述の通りで、正しいです。
2.団体乗車券について、記述の通りで、正しいです。
3.乗車券の紛失について、記述の通りで、正しいです。
4.訪日観光団体とは、訪日観光客「7人以上」ではなく、「8人以上」と同行する旅行業者によって構成された団体であるので、誤りです。
以上より、4が正解(誤っているもの)です。
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