国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成30年度(2018年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問49

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成30年度(2018年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

モデル宿泊約款に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
  • ホテル(旅館)が宿泊客との間で締結する宿泊契約及びこれに関連する契約は、約款の定めるところによるものとし、約款に定めのない事項については、法令又は一般に確立された慣習によるものとする。
  • 宿泊客がホテル(旅館)の駐車場を利用する場合において、車両のキーをホテル(旅館)に寄託したときは、当該ホテル(旅館)は、車両の管理責任を負う。
  • 宿泊客は、宿泊日当日、ホテル(旅館)のフロントにおいて、氏名、年令、性別、住所、職業、出発日、出発予定時刻、その他ホテル(旅館)が必要と認める事項を登録し、外国人にあっては、それらに加えて、国籍、旅券番号、入国地及び入国年月日を登録する。
  • 宿泊客がフロントに預けた物品について、滅失、毀損等の損害が生じたときは、それが、不可抗力である場合を除き、当該ホテル(旅館)は、その損害を賠償する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1はモデル宿泊約款に限らず、契約全般に共通する基本事項なので正しいです。

3の登録事項も正しいです。

4は「不可抗力である場合を除き」という条件が示されており、これも正しいです。

誤っているのは2で、ホテルが車両の管理責任を負うことはありません。

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02

1.契約の適用範囲について、記述の通りで、正しいです。


2.駐車の責任については、ホテル(旅館)の駐車場の場所を貸すものであって、車両の管理責任まで負うものではないので、誤りです。

ただし駐車場の管理に当たり、ホテル(旅館)の故意又は過失によって損害を与えたときは、その賠償の責めに任じます。

3.宿泊の登録について、記述の通りで、正しいです。

4.寄託物等の取扱いについて、記述の通りで、正しいです。

以上より、2が正解(誤っているもの)です。

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03

誤りは2番です。
キーの寄託の如何にかかわらず宿泊施設は責任を負いません。ただし、駐車場の管理において宿泊施設の故意または過失によって損害が生じた場合は、賠償の責を負います。
1・3・4は設問の通りです。

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