国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和2年度(2020年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問50

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和2年度(2020年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

国内旅客運送約款(全日本空輸)に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
  • 航空会社は、持込手荷物その他の旅客が携行し又は装着する物の破壊、滅失、紛失又は毀損の場合に発生する損害については、航空会社又はその使用人に過失があったことが証明された場合にのみ、賠償の責に任じる。
  • 航空会社は、旅客が航空会社係員の業務の遂行を妨げ、又はその指示に従わない場合は、当該旅客の搭乗を拒絶し、又は寄航地空港で降機させることができる。また、これらの措置に加えて、当該行為の継続を防止するため、必要と認める措置をとることができる。
  • 航空会社は、一旅客に対して二つ以上の予約がされており、かつ、搭乗区間が同一で、搭乗便出発予定時刻が同一又は近接している場合には、航空会社の判断により、旅客の予約の全部又は一部を取り消すことができる。
  • 旅客が航空会社から航空券の発券を受ける日において有効な運送約款及びこれに基づいて定められた規定が当該旅客の運送に適用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は4です。

間違っているのは、「航空会社から航空券の発券を受ける日において」の部分で、正しくは「航空機に搭乗する日」です。

1は正しい内容です。
「会社の責任」の項でこのように定められています。

2も正しい内容です。
「運送の拒否及び制限」の項でこのように定められています。

3も正しい内容です。
要するに、その旅客が予約の全てに搭乗すると合理的に考えられないと判断される場合にこの措置が採られます。

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02

正解 4

1.正しいです。

2.正しいです。

3.正しいです。

4.誤りです。旅客が"航空機に搭乗する日"において有効な運送約款及びこれに基づいて定められた規定が当該旅客の運送に適用されます。

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03

国内旅客運送約款(全日本空輸)に関する問題です。

選択肢1. 航空会社は、持込手荷物その他の旅客が携行し又は装着する物の破壊、滅失、紛失又は毀損の場合に発生する損害については、航空会社又はその使用人に過失があったことが証明された場合にのみ、賠償の責に任じる。

正しいです。

設問のとおりです。

選択肢2. 航空会社は、旅客が航空会社係員の業務の遂行を妨げ、又はその指示に従わない場合は、当該旅客の搭乗を拒絶し、又は寄航地空港で降機させることができる。また、これらの措置に加えて、当該行為の継続を防止するため、必要と認める措置をとることができる。

正しいです。

「必要と認める措置」とは、その者を拘束する行為も含まれています。

選択肢3. 航空会社は、一旅客に対して二つ以上の予約がされており、かつ、搭乗区間が同一で、搭乗便出発予定時刻が同一又は近接している場合には、航空会社の判断により、旅客の予約の全部又は一部を取り消すことができる。

正しいです。

多重予約の防止のためです。

選択肢4. 旅客が航空会社から航空券の発券を受ける日において有効な運送約款及びこれに基づいて定められた規定が当該旅客の運送に適用される。

誤りです。

旅客が航空会社から航空券の発券を受ける日」ではなく、

「旅客が航空機に搭乗する日」に適用されます。

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