国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和2年度(2020年)
国内旅行実務 問78
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和2年度(2020年) 国内旅行実務 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
日本国内における世界遺産・ラムサール条約・国立公園に関する以下の設問について、該当する答を選択肢の中から1つ選びなさい。
次の中でラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されているもののみをすべて選んでいるものは、次のうちどれか。
a 伊豆沼・内沼 b サロベツ原野 c 三方五湖 d 葛西海浜公園
次の中でラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されているもののみをすべて選んでいるものは、次のうちどれか。
a 伊豆沼・内沼 b サロベツ原野 c 三方五湖 d 葛西海浜公園
- a, c
- b, d
- a, b, d
- a, b, c, d
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
伊豆沼・内沼は宮城県の登米市と栗原市にまたがります。
マガンや白鳥など渡り鳥の越冬地です。
サロベツ原野は北海道北部の幌延町・豊富町です。
広大な湿原に拡がる原生花園が有名です。
三方五湖は福井県美浜町・若狭町にあります。
淡水湖・汽水湖・海水湖がそれぞれ存在し、生物相も多様です。
葛西海浜公園は東京都江戸川区、葛西臨海公園の沖合側にある人工干潟がそれであり、2018年と比較的新しい登録です。
参考になった数31
この解説の修正を提案する
02
正解は4で、全て該当します。
★各湿地の特徴★ は、以下のとおりです。
a.伊豆沼・内沼:
宮城県の北部に位置しています。
マコモやヨシ等の挺水植物群落、ハス、ヒシ、ヒルムシロ等の
水生植物が繁茂する淡水湖沼です。
b.サロベツ原野:
北海道の北部に位置しています。
泥炭地上に成立した高層湿原、中間湿原、低層湿原及び沼で構成されています。
低地の平野部でよく発達した高層湿原が特徴です。
c.三方五湖(みかたごこ):
福井県の南西部に位置しています。
若狭湾沿いのリアス式海岸に所在する、5つの湖の集まりです。
d.葛西海浜公園:
東京湾に流入する荒川と旧江戸川の河口に広がる
三枚洲と呼ばれる砂泥干潟です。
参考になった数13
この解説の修正を提案する
03
正解 4
ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)とは、地球規模で移動する渡り鳥を保護するために、国家間で協力して水辺の自然「ウェットランド」を保全することを目的とした環境条約です。
「ウェットランド」とは、湖、池、河川、海岸の外縁部や、湿地、沼沢地などのことです。
aの伊豆沼・内沼は、宮城県栗原市と登米市にまたがる、隣接した2つの沼です。水鳥の飛来地として知られています。
bのサロベツ原野は、北海道豊富町と幌延町にまたがる、日本最北端の湿原です。
cの三方五湖は、福井県若峡町と美浜町にまたがります。三方湖・水月湖・菅湖・久々子湖・日向湖の5つの湖の総称です。
dの葛西臨海公園は、東京都江戸川区の荒川と旧江戸川の河口にある干潟です。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
前の問題(問77)へ
令和2年度(2020年)問題一覧
次の問題(問79)へ