国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問13

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

旅行業務取扱管理者の証明書の提示、外務員の証明書携帯等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 外務員の証明書は、当該証明書を携帯する者がその所属する旅行業者等の営業所において、旅行者から提示を求められたときは、これを提示しなければならない。
  • 旅行業者代理業者によって選任された旅行業務取扱管理者の証明書は、当該旅行業者代理業者の所属旅行業者が発行し、当該旅行業務取扱管理者に携帯させなければならない。
  • 外務員とは、勧誘員、販売員、外交員その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、旅行業者等の役員又は使用人のうち、その営業所以外の場所でその旅行業者等のために旅行業務について取引を行う者をいう。
  • 旅行業者等は、旅行者と旅行業務に関し契約を締結しようとするときは、取引条件の説明にあたり、当該旅行業者等の営業所において選任された旅行業務取扱管理者に旅行業務取扱管理者の証明書を提示させたうえで、これを行わせなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

以下に解説します。

選択肢1. 外務員の証明書は、当該証明書を携帯する者がその所属する旅行業者等の営業所において、旅行者から提示を求められたときは、これを提示しなければならない。

外務員は、営業所以外の場で業務を行う場合、旅行者からの請求の有無にかかわらず、常に、外務員の証明書を提示しなければなりません。

よって、誤りです。

選択肢2. 旅行業者代理業者によって選任された旅行業務取扱管理者の証明書は、当該旅行業者代理業者の所属旅行業者が発行し、当該旅行業務取扱管理者に携帯させなければならない。

旅行業務取扱管理者の証明書は、旅行者に提示を求められたときに提示しなければなりませんが、常時携帯を義務付けられているわけではありません。

よって、誤りです。

選択肢3. 外務員とは、勧誘員、販売員、外交員その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、旅行業者等の役員又は使用人のうち、その営業所以外の場所でその旅行業者等のために旅行業務について取引を行う者をいう。

正しいです。

選択肢4. 旅行業者等は、旅行者と旅行業務に関し契約を締結しようとするときは、取引条件の説明にあたり、当該旅行業者等の営業所において選任された旅行業務取扱管理者に旅行業務取扱管理者の証明書を提示させたうえで、これを行わせなければならない。

取引の説明は、旅行業務取扱管理者が証明書を提示して説明する必要はありません。

よって、誤りです。
また、旅行業務取扱管理者の氏名の説明義務もありません。(説明書面には記載が必要)

(旅行業法第十二条の四、第十二条の五の二)

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02

正解は3です。

【1】×

“旅行者から提示を求められたときは”

→営業所外で商談を行う際は、必ず証明書の提示が必要です。

【2】×

当該旅行業務取扱管理者に携帯させなければならない。

旅行業務取扱管理者の証明書の提示は義務づけられていません。

【3】〇

→正しいです。

【4】×

“旅行業務取扱管理者の証明書を提示させたうえで、これを行わせなければならない。”

→必ず提示する義務はありません。

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03

正解は3です。

(1)×

外務員は、所属する旅行業者等の営業所以外の場所で

旅行業務を行うときは、旅行者からの請求の有無に関わらず

外務員の証明書を提示しなければなりません。

(2)×

旅行者に提示を求められたときには提示しなければなりませんが、

常時携帯を義務付けられている訳ではありません。

(3)◯

正しいです。

(4)×

旅行業務取扱管理者の証明書の提示は、義務付けられていません。

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