国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問14

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

企画旅行に参加する旅行者を募集するための広告に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 企画者以外の者の氏名又は名称を表示する場合にあっては、文字の大きさ等に留意して、企画者の氏名又は名称の明確性を確保しなければならない。
  • 広告には、当該企画旅行を実施する営業所の旅行業務取扱管理者の氏名を表示しなければならない。
  • 広告には、旅程管理業務を行う者の同行の有無を表示しなければならない。
  • 旅行者が旅行業者等に支払うべき対価が当該企画旅行の出発日により異なる場合において、その最低額を表示するときは、併せてその最高額を表示しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

「旅行業者等が旅行者と締結する契約等に関する規則」第十二条(広告の表示方法)の一では、「企画者以外の者の氏名又は名称を表示する場合にあっては、文字の大きさ等に留意して、企画者の氏名又は名称の明確性を確保すること」とあるので、選択肢1は正しいです。

広告に載せるべき事項として、企画旅行を実施する営業所の旅行業務取扱管理者の氏名は明記しなくてもよいので、選択肢2は誤りです。

「旅行業者等が旅行者と締結する契約等に関する規則」第十三条(広告の表示事項)の五に、「旅程管理業務を行う者の同行の有無」を表示しなければならないとあるので、選択肢3は正しいです。

「旅行業者等が旅行者と締結する契約等に関する規則」第十二条(広告の表示方法)の一では、「旅行者が旅行業者等に支払うべき対価が当該企画旅行の出発日により異なる場合において、その最低額を表示するときは、併せてその最高額を表示すること」とあるので、選択肢4は正しいです。

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02

正解は2です。

◆広告の表示事項◆については、以下のような規定があります。

・企画者以外の者の氏名又は名称を表示する場合にあっては、文字の大きさ等に留意して、企画者の氏名又は名称の明確性を確保すること。

・旅行者が旅行業者等に支払うべき対価が当該企画旅行の出発日により異なる場合において、その最低額を表示するときは、併せてその最高額を表示すること。

→よって、【1】と【4】は正しいです。

 【2】は誤りです。

 広告に、企画旅行を実施する営業所の旅行業務取扱管理者の氏名を表示する義務はないためです。

  

◆広告の記載事項◆は以下のとおりです。

・企画者の氏名または名称及び住所ならびに登録番号

・旅行の目的地及び日程

・旅行者が提供を受けることができる運送、宿泊または食事のサービスの内容

・旅行者が旅行業者等に支払うべき対価

・旅程管理業務を行う者の同行の有無

・企画旅行の参加者数が規定の人数に満たなかった場合、旅行を中止とするときは、その旨及び最少催行人数

・企画旅行に含まれる運送サービスに関して、旅行者が取得することが望ましい輸送の安全に関する情報

・法第12条の4に規定する取引条件の説明を行う旨

→よって、【3】は正しいです。

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03

正解は2です。

(1)◯

設問のとおりです。

「場合にあっては…」という表現からわかる様に、

企画者以外の旅行業者等が募集広告を行うことは可能です。

(2)×

企画旅行を実施する営業所の旅行業務取扱管理者の氏名は

明記しなくてもよいです。

(3)◯

添乗員の同行の有無は表示が必要です。

(4)◯

設問のとおりです。

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