国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問15

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

誇大広告の禁止に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 旅行業者等は、旅行地における旅行者の安全の確保に関する事項について、著しく事実に相違する表示をしてはならない。
  • 旅行業者等は、業務の範囲、資力又は信用に関する事項について、実際のものよりも著しく優良であると人を誤認させるような表示をしてはならない。
  • 旅行業者等は、旅行者が旅行業者等に支払うべき対価に関する事項について、実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示をしてはならない。
  • 誇大広告の禁止に関する規定は、旅行業者等が企画旅行(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)以外の旅行業務について広告をするときには適用されない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

「旅行業者等が旅行者と締結する契約等に関する規則」第十四条では、誇大広告をしてはならない事項として次の8点を挙げています。

一 旅行に関するサービスの品質その他の内容に関する事項

二 旅行地における旅行者の安全の確保に関する事項

三 感染症の発生の状況その他の旅行地における衛生に関する事項

四 旅行地の景観、環境その他の状況に関する事項

五 旅行者が旅行業者等に支払うべき対価に関する事項

六 旅行中の旅行者の負担に関する事項

七 旅行者に対する損害の補償に関する事項

八 旅行業者等の業務の範囲、資力又は信用に関する事項

選択肢1は、上の項目の二に該当するので正しいです。

選択肢2は、上の項目の八に該当するので正しいです。

選択肢3は、上の項目の五に該当するので正しいです。

誇大広告の禁止は、企画旅行に限定されるものではありませんので、選択肢4は誤りです。

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02

正解は4です。

◆誇大表示をしてはならない事項8つ◆は以下のとおりです。

① 旅行に関するサービスの品質その他の内容に関する事項

② 旅行地における旅行者の安全の確保に関する事項

③ 感染症の発生の状況その他の旅行地における衛生に関する事項

④ 旅行地の景観環境その他の状況に関する事項

⑤ 旅行者が旅行業者等に支払うべき対価に関する事項

⑥ 旅行中の旅行者の負担に関する事項

⑦ 旅行者に対する損害の補償に関する事項

⑧ 旅行業者等の業務の範囲資力または信用に関する事項

上記内容によると

【1】は、②に該当するため正しいです。

【2】は、⑧に該当するため正しいです。

【3】は、⑤に該当するため正しいです。

【4】は、誇大広告の禁止に関する規定は企画旅行以外にも適用されるため、誤りです。

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03

正解は4です。

★誇大広告をしてはならない事項 は、以下のとおりです。

1:旅行に関するサービスの品質に関する事項

2:旅行地における旅行者の安全の確保に関する事項(→ 1)

3:感染症の発生の状況その他旅行地における衛生に関する事項

4:旅行地の景観、環境その他の状況に関する事項

5:旅行者が旅行業者等に支払うべき対価に関する事項(→ 3)

6:旅行中の旅行者の負担に関する事項

7:旅行者に対する損害の補償に関する事項

8:旅行業者等の業務の範囲、資力または信用に関する事項(→ 2)

「誇大広告の禁止」は、企画旅行に限らず、

旅行業者等が行う全ての広告に適用されるため、

選択肢(4)は誤りです。

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