国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
国内旅行実務 問57

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 国内旅行実務 問57 (訂正依頼・報告はこちら)

次の経路による行程で旅客が乗車する場合について、各設問に該当する答を、それぞれの選択肢の中から1つ選びなさい。
(注1)乗車に必要な乗車券は、それぞれ最初の列車の乗車前に、途中下車しないものとして購入するものとする。
(注2)6月1日の行程におけるJR北海道とJR東日本の境界駅は新青森駅である。

6月3日の行程における普通乗車券に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • 普通乗車券を所持する旅客が、旅客の都合により遠野駅で旅行を中止し、当該普通乗車券の有効期間内に、当該普通乗車券を遠野駅に差し出して既に支払った旅客運賃の払いもどしの請求をした場合、既に支払った旅客運賃から釜石駅と遠野駅の区間の普通旅客運賃と払いもどしの手数料を差し引いた残額が払いもどされる。
  • 普通乗車券を所持する旅客が、旅客の都合により遠野駅で途中下車した場合であっても、当該普通乗車券を使用して遠野駅から花巻空港駅まで乗車することができる。
  • 指定学校の学生が、「学生・生徒旅客運賃割引証」を提示して普通乗車券を購入するときは、大人普通旅客運賃が2割引になる。
  • 普通乗車券の有効期間は1日である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

【1】×

未使用区間が100キロ未満の場合の普通乗車券は、

過剰額の払い戻しができないため、誤りです。

【2】×

片道の営業キロが、100キロまでの普通乗車券では、

途中下車ができないため、誤りです。

【3】×

学生または生徒が、片道の営業キロが100キロを超える区間を旅行する場合で、

学生・生徒旅客運賃割引証を提出したときは、対象になります。

しかし、問題では営業キロが100キロを超えていないため、割引の対象外です。

よって、誤りです。

【4】〇

普通乗車券の有効期間は1日のため、正しいです。

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02

正解は4です。

1.次のきっぷでは途中下車できません。

片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券

・大都市近郊区間内みをご利用の場合の普通乗車券

・回数券

・一部のおトクなきっぷ

・特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、乗車整理券

よって誤りです。

2.上記の理由と同様で誤りです。

3.学割証とは、旅客鉄道株式会社(JR各社)が指定した学校の学生・生徒が、旅客鉄道株式会社(JR各社)の営業キロ で片道 100 キロメートルを超える区間を乗車する際に、運賃が割引になる制度です。

この問題の場合、営業キロが100キロを超えていないので学割の対象にはなりません。よって誤りです。

4.正しいです。

参考になった数14

03

正解は4です。

1 .誤りです。

未使用区間が100キロ以下の場合は、過剰額の払い戻しをしません。

2 .誤りです。

片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券では、途中下車できません。

3 .誤りです。

片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券は、学割の対象外です。

4 .正しいです。

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