国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度(2022年)
国内旅行実務 問6
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度(2022年) 国内旅行実務 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
旅客鉄道会社(JR)に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。
乗継割引に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(注1)乗車に必要な乗車券類は、いずれも最初の列車の乗車前に全て同時に購入するものとする。
(注2)それぞれの列車の乗車区間内では途中下車しないものとする。
(注3)選択肢1、2の乗車日は2日にまたがり、選択肢3、4の乗車日は1日とする。
(注4)選択肢1、2、4の列車は全て普通車指定席を利用するものとする。
(注5)選択肢3に記載する金額は、記載の利用座席における大人の特急料金の額を示している。
乗継割引に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(注1)乗車に必要な乗車券類は、いずれも最初の列車の乗車前に全て同時に購入するものとする。
(注2)それぞれの列車の乗車区間内では途中下車しないものとする。
(注3)選択肢1、2の乗車日は2日にまたがり、選択肢3、4の乗車日は1日とする。
(注4)選択肢1、2、4の列車は全て普通車指定席を利用するものとする。
(注5)選択肢3に記載する金額は、記載の利用座席における大人の特急料金の額を示している。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題のポイントは、乗継割引についての理解がしっかりできているかです。
乗継割引が適用されるのは、新幹線と在来線の特急・急行とを乗継割引の対象駅で乗り継ぐ場合で、在来線の特急・急行料金が割引(半額)になります。
新幹線料金が半額になることはありませんので注意が必要です。
正しいです。
上越新幹線の乗継割引対象駅「新潟駅」にて新幹線に乗継しているので、特急「いなほ」に乗継割引が適用されます。
※在来線から新幹線に乗り継ぐ場合、在来線の乗車日の翌日に新幹線に乗車した場合でも適用されます。
※新幹線から在来線への乗り継ぎは当日中に限ります。
正しいです。
品川駅は乗継割引の対象外の駅です。
よって、この場合は乗継割引が適用される列車はありません。
誤りです。
乗継割引によって、新幹線の料金が割引されることはありません。
正しいです。
坂出駅と岡山駅は同じ駅とみなされ、特急「しまんと」に乗継割引が適用されます。
直接の乗継でなくても割引対象になるのは、岡山駅と高松駅(または坂出駅)、ほかに新大阪駅と大阪駅のみです。
(※2023年4月1日より、JR四国の乗継割引は廃止されました。解説は変更前の内容となっています。)
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02
[乗継割引の適用条件]
乗継割引対象駅で新幹線と在来線の特急・急行を乗り継ぐ場合に適用されます。
≪割引の内容≫
在来線の特急・急行:
在来線の特急や急行料金が割引されます。通常、割引率は半額です。
割引が適用されるためには、新幹線の利用と在来線の特急・急行の利用が含まれることが条件です。
新幹線の料金:
新幹線の運賃は半額になりません。新幹線の運賃は通常通りの料金が適用されます。
乗継割引対象駅:
東海道・山陽新幹線の新横浜〜新下関間の各新幹線駅
東北・北海道新幹線の「新青森駅」
北海道新幹線の「新函館北斗駅」
上越新幹線の「長岡駅」、「新潟駅」
北陸新幹線の「長野駅」、「金沢駅」
「坂出駅」、「高松駅」(岡山駅で新幹線に乗り継ぐ場合のみ)
など
・乗り継ぎ駅「新潟駅」 ⇒〇 (「新潟駅」は乗継割引対象駅です。)
・特急「いなほ」の特急料金に割引が適用されている ⇒〇 (在来線の特急や急行料金が割引されます。)
よって正しいです。
※新幹線から在来線に乗り継ぐ場合は、その日のうちに乗り継ぐ場合のみ割引が適用されますが、在来線から新幹線に乗り継ぐ場合は、翌日の乗り継ぎでも割引が適用されます。
・乗り継ぎ駅「品川駅」 ⇒× (「品川駅」は乗継割引対象駅ではありません。)
よって正しいです。
・新幹線「つるぎ」の特急料金に乗継割引が適用される ⇒× (新幹線の運賃は割引されません)
よって誤りです。
・乗り継ぎ駅「坂出駅」 ⇒〇 (「坂出駅」は乗継割引対象駅です。)
・「岡山駅」で新幹線に乗り継ぐ ⇒〇 (「坂出駅」を乗継割引対象駅とするには「岡山駅」で新幹線に乗り継ぐ必要があります。)
・特急「しまんと」の特急料金に乗継割引が適用される ⇒〇 (在来線の特急や急行料金が割引されます。)
よって正しいです。
※直接の乗り継ぎがなくても割引が受けられるケースです。
「岡山駅」から「坂出駅」(または「高松駅))への区間の他に、「新大阪駅」から「大阪駅」への区間も含まれます。
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