国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度（2022年）
国内旅行実務 問12
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度（2022年） 国内旅行実務 問12 （訂正依頼・報告はこちら）
全日本空輸の国内線において、次の航空便を利用する場合における設問に該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。
＜利用する航空便＞
令和4年8月1日（月） 羽田空港（14：20発）＝＝＝＝＝ 福岡空港（16：05着） ANA257便
座席予約の変更、座席予約の取消し、航空券の払戻しに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
（注1）旅客が所持する航空券は、利用する航空便の該当運賃での座席予約がなされているものとする。
（注2）座席予約の変更を行う場合において、変更の申出時点における変更先の航空便の該当座席に空席があるものとする。
（注3）座席予約の変更、座席予約の取消し、航空券の払戻しは、旅客の都合によるものとし、その申出は、航空会社の事業所の営業時間内に行うものとする。
（注4）航空券の払戻しは、当該航空券の払戻期間内に行うものとする。
＜利用する航空便＞
令和4年8月1日（月） 羽田空港（14：20発）＝＝＝＝＝ 福岡空港（16：05着） ANA257便
座席予約の変更、座席予約の取消し、航空券の払戻しに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
（注1）旅客が所持する航空券は、利用する航空便の該当運賃での座席予約がなされているものとする。
（注2）座席予約の変更を行う場合において、変更の申出時点における変更先の航空便の該当座席に空席があるものとする。
（注3）座席予約の変更、座席予約の取消し、航空券の払戻しは、旅客の都合によるものとし、その申出は、航空会社の事業所の営業時間内に行うものとする。
（注4）航空券の払戻しは、当該航空券の払戻期間内に行うものとする。
- ANA SUPER VALUE 55（ANAスーパーバリュー55）を適用した航空券を所持する旅客が、搭乗当日、羽田空港において利用する航空便の、プレミアムクラスへの座席予約の変更を申し出た。この場合、プレミアムクラスに空席があるときは、所定の追加代金を収受して座席予約を変更することができる。
- ANA VALUE 7（ANAバリュー7）を適用した航空券を所有する旅客が、令和4年8月1日（月）の13時00分にANA257便の予約の取消しを行った。この場合、取消手数料は、運賃の約5パーセント相当額である。
- 小児運賃を適用した航空券を所持する旅客が、搭乗当日の出発時刻までに座席予約を取り消し当該航空券の払戻しを申し出た。この場合、小児運賃の収受額の全額が払い戻され、払戻手数料及び取消手数料は不要である。
- ANA VALUE 1（ANAバリュー1）を適用した航空券を所持する旅客が、座席予約を取り消すことなく令和4年8月2日（火）に当該航空券の払戻しを申し出た。この場合における取消手数料は旅客施設使用料を除く運賃の全額である。
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この過去問の解説 （2件）
01
この問題で誤っている選択肢は
「小児運賃を適用した航空券を所持する旅客が、搭乗当日の出発時刻までに座席予約を取り消し当該航空券の払戻しを申し出た。この場合、小児運賃の収受額の全額が払い戻され、払戻手数料及び取消手数料は不要である」です。
記述のとおりです。
ANA SUPER VALUE 55（ANAスーパーバリュー55）に限らず、他のチケットでも同様ですが、当日にプレミアムクラスに空席がある場合は、所定の追加代金を収受して座席予約を変更することができます。
記述のとおりです。
航空券購入後から出発時刻前の予約取消しの場合、ANAの取消手数料は運賃の約5パーセント相当額です。
記述は誤りです。
この場合、取消手数料は不要ですが、払戻手数料は必ずかかります。「小児運賃の全額が払い戻される」という記述は誤りです。
払戻手数料：航空券を払い戻す場合必ずかかるもの
航空券1枚につき440円（大人・小児同額）
記述のとおりです。
ANAの場合は、出発時刻以降の取消手数料は運賃の100％となり、旅客施設使用料を除く運賃の全額です。
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02
【小児運賃を適用した航空券を所持する旅客が、搭乗当日の出発時刻までに座席予約を取り消し当該航空券の払戻しを申し出た。この場合、小児運賃の収受額の全額が払い戻され、払戻手数料及び取消手数料は不要である。】が誤った記述です。
正しい記述です。
ANA SUPER VALUE 55は、ANAが提供する国内線の割引運賃の一つで、55日前までに予約・購入することで割引価格が適用される運賃です。
プレミアムクラスへのアップグレードは、搭乗当日に空席がある場合に限り、追加料金を支払うことで可能です。
正しい記述です。
ANA VALUE 7（ANAバリュー7）は、ANAが提供する国内線の割引運賃の一つで、搭乗日7日前までに予約・購入することで割引価格が適用されます。
この場合、ANA VALUE 7の規定に基づき、航空券購入後～出発時刻前までの取消手数料として運賃の約5％が課されます。
なお、出発時刻以降の取消手数料は運賃額の100%です。
誤った記述です。
取消手数料:
小児運賃の場合、出発時刻までにキャンセルを行った場合、通常の運賃と同様に、取消手数料は発生しません。
払戻手数料:
航空券を払い戻す際には、払戻手数料が必ずかかります。ANAの国内線の場合、大人と小児の区別なく、払戻手数料は1枚につき440円です。この払戻手数料はキャンセルの理由にかかわらず適用されます。
よって取消手数料は不要ですが、払戻手数料は必要となります。
正しい記述です。
ANA VALUE 1（ANAバリュー1）は、ANAが提供する国内線の割引運賃の一つで、搭乗日の1日前までに予約・購入することで割引価格が適用されます。
取消手数料：
今回のように出発時刻を過ぎた場合、出発時刻を過ぎた後に予約を取消したり、払い戻しを希望した場合、運賃の全額が取消手数料として課され運賃全額が返金されません。
旅客施設使用料：
空港の設備利用料として、航空運賃とは別に徴収される料金です。通常、この料金は払い戻しの対象となるため、旅客施設使用料は返金されます。
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