国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度(2022年)
国内旅行実務 問22

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度(2022年) 国内旅行実務 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の設問について該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

山が多く水に恵まれた我が国には河川が多く、各地に「川下り」「ライン下り」「舟下り」などと呼ばれる河川を利用した観光資源が存在する。
川下りには、急流のスリルを楽しむものや町中の水路から景色を楽しむものなど、さまざまなタイプがあるが、亀岡から(a)嵐山までの保津川を下る「保津川下り」は急流のスリルと渓谷美が人気。
一方、砂鉄川沿いの奇岩で知られる「(b)猊鼻渓舟下り」では船頭が唄う「げいび追分」と共にゆっくりと景色を楽しめるほか、国の名勝・天然記念物に指定された名所であり「岩畳」で知られる荒川上流域の「[ A ]ライン下り(荒川ライン下り)」はコースによって急流も緩やかな流れも楽しめる。
また、北原白秋のふるさと(c)柳川の「川下り」のように市内にめぐらされた堀割を舟で行き来するものや、水郷・(d)潮来の「十二橋めぐり」のように水路から街の景色を楽しむものなどもあり、さまざまな川下りは老若男女を問わず人気が高い。

[ A ]に入る観光地として最も適当なものは、次のうちどれか。
  • 吾妻峡
  • 長瀞
  • 寝覚の床
  • 龍王峡

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

この問題の正解は「長瀞」です。

この問題は「[ A ]ライン下り(荒川ライン下り)」の前後の部分からポイントとなるキーワードで正解を導き出します。

選択肢1. 吾妻峡

吾妻峡は、群馬県吾妻郡にある約2.5㎞の渓谷です。

近くに八ッ場ダムがあります。

選択肢2. 長瀞

岩畳荒川上流のライン下りなどのキーワードで長瀞と答えが出るようにしましょう。

選択肢3. 寝覚の床

長野県木曽郡にある寝覚の床中山道の景勝地として知られます。

浦島太郎がこの岩の上で昼寝をして玉手箱の事を思い出して目を覚ましたという伝説が残っています。

選択肢4. 龍王峡

栃木県にある龍王峡は、川治温泉と鬼怒川温泉の間に位置している鬼怒川の美しい渓谷です。

参考になった数24

02

この問題の答案は、長瀞です。

荒川上流域のライン下りと言えば、長瀞になります。

選択肢1. 吾妻峡

群馬県吾妻郡にある吾妻川によって侵食されできた渓谷です。

 

選択肢2. 長瀞

埼玉県秩父にある長瀞は荒川の侵食により形作られました。

長瀞と一緒に、「ライン下り」や国の特別天然記念物に指定された「岩畳」というキーワードを忘れずに覚えておくといいと思います。

選択肢3. 寝覚の床

長野県木曾郡上松に位置する日本五大名峡のひとつで、木曽川上流の景勝地です。

「寝覚の床」という名称は、浦島太郎がこの場所で目を覚まして若者からおじいさんになった場所から由来しているとも言われています。

選択肢4. 龍王峡

栃木県日光市に位置し、川治温泉と鬼怒川温泉の中間にあります。

火山岩が鬼怒川の流れによってできたと言われる「龍王峡」という名称は、龍がのたうち回っているように見えることが由来と言われています。

 

参考になった数10