国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問17

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

企画旅行の円滑な実施のための措置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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この過去問の解説 (2件)

01

旅程管理のための措置です。押さえておきましょう。

選択肢1. 旅行業者は、旅行者からの依頼により旅行に関する計画を作成し、これにより実施する企画旅行については、旅行に関する計画における2人以上の旅行者が同一の日程により行動することを要する区間における円滑な旅行の実施を確保するために必要な集合時刻、集合場所その他の事項に関する指示を行うことを要しない。

誤りの記述です。文末「要しない」ではなく「要します」。

選択肢2. 旅行業者は、本邦内の旅行であって、契約の締結の前に旅行者に対し、旅行地において旅行に関する計画に定めるサービスの提供を受けるために必要な手続の実施その他の措置を講じない旨を説明すれば、当該措置を講じることを要しない。

誤りの記述です。事前に説明だけでなく、「サービス提供を受ける権利を表示した書面を交付」が必要です。

選択肢3. 旅行業者は、旅行に関する計画に定めるサービスの内容の変更を必要とする事由が生じた場合においては、その事由が旅行業者の関与し得ないものであるときを除き、代替サービスの手配及び当該サービスの提供を受けるために必要な手続の実施その他の措置を講じなければならない。

誤りの記述です。「その事由が旅行業者の関与し得ないものであるときを除き」ではなく「その事由が旅行業者の関与し得ないものであるとき」です。

選択肢4. 旅行業者は、旅行に関する計画に定めるサービスの旅行者への確実な提供を確保するために旅行の開始前に必要な予約その他の措置を講じなければならない。

正しい記述です。

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02

旅程管理に関する問題です。

選択肢1. 旅行業者は、旅行者からの依頼により旅行に関する計画を作成し、これにより実施する企画旅行については、旅行に関する計画における2人以上の旅行者が同一の日程により行動することを要する区間における円滑な旅行の実施を確保するために必要な集合時刻、集合場所その他の事項に関する指示を行うことを要しない。

企画旅行(募集型、受注型)に関しては、旅程管理が必要となります。本選択肢のような場合には旅程管理が必要となります。

選択肢2. 旅行業者は、本邦内の旅行であって、契約の締結の前に旅行者に対し、旅行地において旅行に関する計画に定めるサービスの提供を受けるために必要な手続の実施その他の措置を講じない旨を説明すれば、当該措置を講じることを要しない。

本邦内の旅行であり、

①契約を締結する前に「旅行業者はこれらの措置を講じません」という説明を旅行者に対して行うこと

②旅行に関する計画に定めるサービスの提供を受ける権利を表示した書面を旅行者に交付すること

の2点を満たした場合に旅程管理を省略できます。

選択肢3. 旅行業者は、旅行に関する計画に定めるサービスの内容の変更を必要とする事由が生じた場合においては、その事由が旅行業者の関与し得ないものであるときを除き、代替サービスの手配及び当該サービスの提供を受けるために必要な手続の実施その他の措置を講じなければならない。

旅行業者に関与し得ないものであった場合、別の代替サービスを手配し、更に旅行者がそのサービスの提供を受けるために必要な手続きを行わなければなりません。

選択肢4. 旅行業者は、旅行に関する計画に定めるサービスの旅行者への確実な提供を確保するために旅行の開始前に必要な予約その他の措置を講じなければならない。

正しい選択肢です。

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