国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問18

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

旅程管理業務を行う者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 旅行業者は、道路交通法違反により罰金刑に処せられ、その執行を受けることがなくなった日から3年しか経過していない者を、旅程管理業務を行う主任の者として選任することはできない。
  • 国土交通省令で定める旅程管理業務に関する実務の経験は、登録研修機関が実施する旅程管理研修の課程を修了した日から1年以内に1回以上又は当該研修の課程を修了した日の前後3年以内に2回以上の旅程管理業務に従事した経験に限られる。
  • 企画旅行に参加する旅行者に同行して旅程管理業務を行う者として旅行業者によって選任される者が複数の場合において、当該旅程管理業務を行う者のうち主任の者は、旅程管理業務を行う主任の者の資格要件を満たすものでなければならない。
  • 旅程管理業務を行う主任の者の指導による本邦内における旅程管理業務に相当する実務の研修を受けた経験に限り、国土交通省令で定める旅程管理業務に従事した経験とみなす。

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この過去問の解説 (2件)

01

旅程管理業務を行う者に関する問題です。

選択肢1. 旅行業者は、道路交通法違反により罰金刑に処せられ、その執行を受けることがなくなった日から3年しか経過していない者を、旅程管理業務を行う主任の者として選任することはできない。

旅行業法以外の違反では、禁固以上の刑に処せられ、その執行を終え、または執行を受けることがなくなった日から5年を経過していない場合は欠格事由となります。

選択肢2. 国土交通省令で定める旅程管理業務に関する実務の経験は、登録研修機関が実施する旅程管理研修の課程を修了した日から1年以内に1回以上又は当該研修の課程を修了した日の前後3年以内に2回以上の旅程管理業務に従事した経験に限られる。

実務経験は、旅程管理研修過程を終了した日から前後1年以内に1回以上、又は研修過程を終了した日から3年以内に2回以上の経験が必要となります。

選択肢3. 企画旅行に参加する旅行者に同行して旅程管理業務を行う者として旅行業者によって選任される者が複数の場合において、当該旅程管理業務を行う者のうち主任の者は、旅程管理業務を行う主任の者の資格要件を満たすものでなければならない。

正しい選択肢です。

選択肢4. 旅程管理業務を行う主任の者の指導による本邦内における旅程管理業務に相当する実務の研修を受けた経験に限り、国土交通省令で定める旅程管理業務に従事した経験とみなす。

本邦内だけではく、本邦外でも実務経験となります。

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02

旅程管理業務に関する実務の経験の問題です。

選択肢1. 旅行業者は、道路交通法違反により罰金刑に処せられ、その執行を受けることがなくなった日から3年しか経過していない者を、旅程管理業務を行う主任の者として選任することはできない。

誤りの記述です。「3年」ではなく「5年」です。

選択肢2. 国土交通省令で定める旅程管理業務に関する実務の経験は、登録研修機関が実施する旅程管理研修の課程を修了した日から1年以内に1回以上又は当該研修の課程を修了した日の前後3年以内に2回以上の旅程管理業務に従事した経験に限られる。

誤りの記述です。「修了した日から1年以内に1回以上」ではなく修了した日の前後1年以内に1回以上」です。

選択肢3. 企画旅行に参加する旅行者に同行して旅程管理業務を行う者として旅行業者によって選任される者が複数の場合において、当該旅程管理業務を行う者のうち主任の者は、旅程管理業務を行う主任の者の資格要件を満たすものでなければならない。

正しい記述です。

選択肢4. 旅程管理業務を行う主任の者の指導による本邦内における旅程管理業務に相当する実務の研修を受けた経験に限り、国土交通省令で定める旅程管理業務に従事した経験とみなす。

誤りの記述です。「本邦内」ではなく「本邦外」もOKです。

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