国内旅行業務取扱管理者の過去問令和5年度（2023年）旅行業約款、運送約款及び宿泊約款問24

01

モデル宿泊約款の問題は例年１問出題されておりますので、点数が取れるようにしておきましょう！

選択肢1. 宿泊客がフロントに預けた現金及び貴重品については、ホテル（旅館）が、その種類及び価額の明告を求めた場合であって、宿泊客がそれを行わなかったときは、ホテル（旅館）は、いかなる場合もその損害を賠償しない。

誤りの記述です。

「いかなる場合もその損害を賠償しない。」の部分が誤りです。そのような決まりはありません。

選択肢2. ホテル（旅館）は、宿泊客の手荷物が、宿泊に先立ってホテル（旅館）に到着した場合は、その到着前に当該ホテル（旅館）が了解したときに限って責任をもって保管し、宿泊客がフロントにおいてチェックインする際に当該手荷物を渡す。

正しい記述です。

選択肢3. 宿泊客が、宿泊中に宿泊契約の申込みの際に申し出ていた宿泊日を超えて宿泊の継続を申し入れた場合、ホテル（旅館）は、その申し出がなされた時点で新たな宿泊契約の申し込みがあったものとして処理する。

正しい記述です。

選択肢4. ホテル（旅館）は、宿泊客が連絡をしないで宿泊日当日の所定の時刻、又はあらかじめ明示された到着予定時刻を一定の時間経過しても到着しないときは、その宿泊契約は当該宿泊客により解除されたものとみなして処理することがある。

正しい記述です。

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02

モデル宿泊約款についての問題です。

選択肢1. 宿泊客がフロントに預けた現金及び貴重品については、ホテル（旅館）が、その種類及び価額の明告を求めた場合であって、宿泊客がそれを行わなかったときは、ホテル（旅館）は、いかなる場合もその損害を賠償しない。

当問題のケースでは、ホテル（旅館）が定めた金額までの賠償額しか支払う必要はありません。

選択肢2. ホテル（旅館）は、宿泊客の手荷物が、宿泊に先立ってホテル（旅館）に到着した場合は、その到着前に当該ホテル（旅館）が了解したときに限って責任をもって保管し、宿泊客がフロントにおいてチェックインする際に当該手荷物を渡す。

正しい選択肢です。

選択肢3. 宿泊客が、宿泊中に宿泊契約の申込みの際に申し出ていた宿泊日を超えて宿泊の継続を申し入れた場合、ホテル（旅館）は、その申し出がなされた時点で新たな宿泊契約の申し込みがあったものとして処理する。

正しい選択肢です。

選択肢4. ホテル（旅館）は、宿泊客が連絡をしないで宿泊日当日の所定の時刻、又はあらかじめ明示された到着予定時刻を一定の時間経過しても到着しないときは、その宿泊契約は当該宿泊客により解除されたものとみなして処理することがある。

正しい選択肢です。

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03

宿泊施設の責任範囲と宿泊契約の取扱いが問われています。

選択肢1. 宿泊客がフロントに預けた現金及び貴重品については、ホテル（旅館）が、その種類及び価額の明告を求めた場合であって、宿泊客がそれを行わなかったときは、ホテル（旅館）は、いかなる場合もその損害を賠償しない。

誤りです。
明告しなかった場合でも、施設側に過失があれば損害賠償の責任があります。

選択肢2. ホテル（旅館）は、宿泊客の手荷物が、宿泊に先立ってホテル（旅館）に到着した場合は、その到着前に当該ホテル（旅館）が了解したときに限って責任をもって保管し、宿泊客がフロントにおいてチェックインする際に当該手荷物を渡す。

宿泊前の荷物について、事前了解があれば責任をもって保管します。

選択肢3. 宿泊客が、宿泊中に宿泊契約の申込みの際に申し出ていた宿泊日を超えて宿泊の継続を申し入れた場合、ホテル（旅館）は、その申し出がなされた時点で新たな宿泊契約の申し込みがあったものとして処理する。

宿泊の延長は新たな宿泊契約の申し込みとみなされます。

選択肢4. ホテル（旅館）は、宿泊客が連絡をしないで宿泊日当日の所定の時刻、又はあらかじめ明示された到着予定時刻を一定の時間経過しても到着しないときは、その宿泊契約は当該宿泊客により解除されたものとみなして処理することがある。

到着しない場合、連絡がなければ宿泊契約を解除とみなすことがあります。

まとめ

宿泊施設の責任に関する知識を押さえておきましょう。

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国内旅行業務取扱管理者過去問
令和5年度（2023年）
問49 (旅行業約款、運送約款及び宿泊約款問24)