国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
国内旅行実務 問19
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 国内旅行実務 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
日本最大級の常設展示スペースを有しており、古代壁画から現代絵画まで、約1,000点の世界の名画が、特殊技術によって陶板で原寸大に再現されていることでも知られる鳴門市にある美術館は、次のうちどれか。
- 地中美術館
- 足立美術館
- 大塚国際美術館
- 大原美術館
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題の正解は「大塚国際美術館」です。
地中美術館は、香川県直島にあり「自然と人間との関係を考える場所」として設立されました。瀬戸内の景観を損ねないように建物のほとんどが地下に造られました。
足立美術館は島根県にあり、100点を超える横山大観の作品が展示されています。また日本一の庭園としても有名です。
大塚国際美術館は徳島県にある美術館です。世界26か国の西洋名画を陶板で原寸大に複製されており、日本にいながら世界の美術館を体験できる場所です。
大原美術館は岡山県にあり、日本で初めての私立西洋美術館です。モネの「睡蓮」など教科書で見たことある作品が数多く展示されています。
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02
【大塚国際美術館】が正解です。
【地中美術館】
香川県直島町にある現代美術館です。美術館のコンセプトは「自然・建築・アートの共生」であり、建物の多くが地下に埋設されていることから「地中美術館」という名称がつけられています。
【足立美術館】
島根県安来市にある美術館で、特に日本庭園の美しさで有名です。
「日本一美しい庭」として、アメリカの庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』のランキングで何度も日本庭園部門の1位に選ばれています。
【大塚国際美術館】
徳島県鳴門市にある美術館で、世界的に有名な絵画を原寸大で陶板に再現し、展示していることが特徴のユニークな美術館です。
陶板技術は色褪せることなく、永続的に保存できるため、屋外展示や触れることも可能です。
【大原美術館】
岡山県倉敷市にある日本を代表する美術館の一つです。
日本にいながら世界の名画を鑑賞できる貴重な場所であり、その西洋美術コレクションと美しい倉敷の町並みとの融合が、訪れる人々に深い感動を与える美術館です。
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03
正解は、大塚国際美術館です。
キーワードは、「名画が陶板で再現」「鳴門市」です。
① 地中美術館:(ちちゅうびじゅつかん)は、香川県直島町にある香川県登録博物館です。「自然と人間との関係を考える場所」として、2004年に設立されました。安藤忠雄氏設計の建物で、瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設されています。3人の作家(ウォルター・デ・マリア<アメリカ合衆国の彫刻家、音楽家>、ジェームズ・タレル<光と空間を題材、アメリカ合衆国の現代美術家>、クロード・モネ<フランスを代表する印象派の画家> )の作品を恒久展示しています。
② 足立美術館:(あだちびじゅつかん)は、島根県安来市にある、公立美術館です。130点の横山大観の作品、北大路魯山人の陶芸・漆芸など、造園技法のひとつの借景が採られた5万坪の日本庭園で有名です。地元出身の実業家・足立全康が1970年に創設しました。
③ 大塚国際美術館:(おおつかこくさいびじゅつかん)は、徳島県鳴門市の鳴門公園内にある、大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年に開館した美術館です。特徴は、西洋名画等をオリジナルと同じ大きさに複製し展示する陶板名画美術館であることと、今はない作品や各地に分散している作品の復元する試みが行われていることです。
④ 大原美術館:(おおはらびじゅつかん)は、 岡山県倉敷市 にあり、日本初の私立西洋美術かつ西洋・近代美術を日本で初めて展示した美術館です。倉敷の実業家大原孫三郎が洋画家に託して収集した美術作品を展示するため、1930年に開館しました。
誤りです。
香川県直島町にある香川県登録博物館で、建物の大部分が瀬戸内の景観に配慮して地下にあり、3人の作家の作品を恒久展示しています。
誤りです。
島根県安来市にある公立美術館で、横山大観や北大路魯山人の作品や日本庭園で知られています。
正解の選択肢です。
徳島県鳴門市にある美術館で、陶板名画美術館であることと、今は存在しない作品や各地に分散した作品の復元を試みていることが特徴です。
誤りです。
岡山県倉敷市にある美術館で、日本初の私立西洋美術かつ西洋・近代美術を日本で初めて展示した美術館です。
有名な美術館や博物館の名称や読み方、特徴、位置について把握しておきましょう。
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