国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
国内旅行実務 問34

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 国内旅行実務 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

以下の行程について、前後に最も近い観光地を、選択肢の中から1つ選んで(   )を埋め、モデルコースを完成させなさい。

熊本駅 ―― 大江天主堂 ―― (   ) ―― 雲仙地獄めぐり ―― 長崎空港
  • 原城跡
  • 岡城跡
  • 大洲城
  • 高取城跡

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題の正解は、「原城跡」です。熊本駅~長崎空港間にある観光地を見つけましょう。

選択肢1. 原城跡

原城跡は、長崎県にあり雲仙・天草の一揆(島原の乱)の舞台となったところです。

選択肢2. 岡城跡

岡城跡は大分県にあり阿蘇山の火砕流によってできた海抜300メートル超えの岩上に建っていました。

選択肢3. 大洲城

大洲城は愛媛県にあり、城は取り壊されてしまいましたが解体を免れた4棟の櫓は国の重要文化財に指定されています。そして史料を元に4層4階の天守は復元されました。

選択肢4. 高取城跡

高取城跡は奈良県にあり、日本最強の山城と言われていました。標高583.6メートルの高取山の山頂にあります。

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02

正解は、原城跡です。

 

駅・空港・観光地の概要をみておきましょう。

 

 

熊本駅:(くまもとえき)熊本県熊本市西区にあり、政令指定都市及び熊本県の県庁所在地である熊本市の代表駅で、熊本における鉄道の拠点・陸の玄関口です。九州新幹線の山陽新幹線新大阪駅まで直通するみずほ・さくらの各列車、九州内を走るつばめや、阿蘇方面への在来線の特急列車や観光列車など全旅客列車が停車するターミナル駅です。また、駅前の熊本市電の停留場からは路面電車が市内中心部の下通・上通(中央区)などの繁華街や東部郊外の住宅地とを結び、駅前バス乗り場からは九州各地を結ぶ高速バスや、熊本空港方面のリムジンバスも発着します。当駅は中心市街地に位置する熊本桜町バスターミナルとともに熊本県の一大交通拠点として機能しています。(ウィキペディア参照)

 

大江天主堂:(おおえてんしゆどう)熊本県天草下島の天草町大江地区に建つカトリック教会です。1932年、フランス人宣教師ルドビコ・ガルニエ神父が私財を投じて建立したロマネスク建築様式の美しい白亜の教会です。長崎の教会建築の名棟梁・鉄川与助が設計施工しました。(山口修著『天草』・ウィキペディア参照)

 

雲仙地獄めぐり:(うんぜんじごくめぐり) 長崎県雲仙市にあり、雲仙温泉を代表する観光名所・地獄温泉です。硫黄の香りが立ち込め、地の底から吹き出す蒸気と熱気が辺り一面を覆い尽くす光景は、まさに地獄そのものです。キリシタン殉教の舞台になったところでも知られ、殉教碑も建てられています。また雲仙地獄温泉は、30あまりの地獄からなり、さまざまな哀史や伝説を今に伝えています。(島原半島観光連盟公式ホームページ参照)

 

長崎空港:(ながさきくうこう)長崎県大村市にあり、大村湾に浮かぶ世界初の本格的な海上空港で、1975年に開業しました。空港自体が大村湾の沖合に位置するため、対岸への騒音による公害は皆無に等しく、環境面でも有効な位置関係です。国土交通省が設置管理しています。(ウィキペディア参照)

 

 

①   原城跡:(はらじょうあと)長崎県南島原市南有馬町乙にあった日本の城です。国の史跡で、春城、志自岐原城、日暮城、有馬城の別名があります。2018年6月に世界遺産登録が決まった長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成遺産です。雲仙・天草一揆(島原の乱)の舞台にもなりました。(ウィキペディア参照)

 

②   岡城跡:(おかじょうあと)大分県竹田市にあり、岡城は阿蘇山の火砕流でできた海抜325mの岩山の上に建っています。断崖絶壁の立地、「難攻不落」とよばれる所以は石垣の構造にもあり、1185年に源義経を迎えるために築城されたとされます。南北朝期から戦国期まで志賀氏の支配下にあり、江戸時代には中川氏の居城として重要な役割を果たしました。築城から廃城まで約800年の歴史があります。豊薩合戦の舞台となり、瀧廉太郎が少年時代を過ごした場所です。(竹田市教育委員会 まちづくり文化財課サイト参照)

 

③   大洲城:(おおずじょう)は、愛媛県大洲市大洲にあった日本の城です。地蔵ヶ嶽城、比志城、大津城の別名があります。肱川の河畔に望み、1331年、鎌倉時代末期に守護として国入りした伊予、宇都宮豊房によって築城されたといわれ、その後、藤堂高虎等によって大規模に修築がなされ、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町は繁栄していきました。江戸時代から残る台所櫓・南隅櫓など4棟の櫓が国の重要文化財、城跡一帯が県指定史跡に指定されています。(ウィキペディア、大洲市観光サイト参照)

 

④   高取城跡:(たかとりじょうあと)奈良県高市郡高取町高取にあった日本の城です。高取山城ともいい、江戸時代は高取藩の藩庁でした。高取山に築かれた山城で、日本三大山城のひとつです。南北朝時代に、大和の有力国人である越智氏によって築かれました。江戸時代には高取藩が置かれ、幕末まで続きました。高取城には、建物はほとんど残っていませんが、石垣はよく残されており、城の構造を知ることができます。国の史跡に指定され、『日本100名城』(財団法人日本城郭協会)にも認定されています。(ウィキペディア、奈良県観光公式サイト参照)

 

選択肢1. 原城跡

正解の選択肢です。

 

長崎県南島原市にあります。

選択肢2. 岡城跡

誤りです。

 

大分県竹田市にあります。

選択肢3. 大洲城

誤りです。

 

愛媛県大洲市にあります。

選択肢4. 高取城跡

誤りです。

 

奈良県高市郡にあります。

まとめ

駅・空港・観光地の名称、読み方、概要を把握しておきましょう。

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