国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和6年度(2024年)
問57 (国内旅行実務 問7)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和6年度(2024年) 問57(国内旅行実務 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

旅客鉄道会社(JR)に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

次の経路による行程で旅客が乗車する場合について、各設問に該当する答を、それぞれの選択肢の中から1つ選びなさい。
(注1)この行程は同一方向に連続しており、後戻りはしていない。
(注2)この行程の乗車に必要な乗車券類は、最初の列車の乗車前に購入するものとする。
(注3)稲荷駅は京都市内の駅であり、京都市内の中心駅は京都駅である。

大人1人がこの行程を乗車するために必要な乗車券に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • 7月5日と7月6日の全乗車区間分として「98.0キロ+92.7キロ+29.0キロ+76.2キロ+2.7キロ=298.6キロ」の乗車距離による乗車券1枚が必要である。
  • 7月5日と7月6日の全乗車区間分として「98.0キロ+92.7キロ+29.0キロ+76.2キロ=295.9キロ」の乗車距離による乗車券1枚が必要である。
  • 7月5日の乗車分として「98.0キロ+84.3キロ=182.3キロ」の乗車距離による乗車券1枚、7月6日の乗車分として「26.4キロ+76.2キロ=102.6キロ」の乗車距離による乗車券1枚の計2枚の乗車券が必要である。
  • 7月5日の乗車分として「98.0キロ+84.3キロ=182.3キロ」の乗車距離による乗車券1枚、7月6日の乗車分として「26.4キロ+76.2キロ+2.7キロ=105.3キロ」の乗車距離による乗車券1枚の計2枚の乗車券が必要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「7月5日と7月6日の全乗車区間分として「98.0キロ+92.7キロ+29.0キロ+76.2キロ=295.9キロ」の乗車距離による乗車券1枚が必要である」です。

 

各選択肢については以下のとおりです。

選択肢1. 7月5日と7月6日の全乗車区間分として「98.0キロ+92.7キロ+29.0キロ+76.2キロ+2.7キロ=298.6キロ」の乗車距離による乗車券1枚が必要である。

誤りです。

選択肢2. 7月5日と7月6日の全乗車区間分として「98.0キロ+92.7キロ+29.0キロ+76.2キロ=295.9キロ」の乗車距離による乗車券1枚が必要である。

正しいです。

 

片道乗車券の有効期間は、

片道の営業キロに基づいて次のように定められています。

100kmまで…1日

200kmまで…2日

400kmまで…3日

600kmまで…4日

 

そして次の例外を除き、乗車券は後戻りしない限り

何回でも途中下車することが可能です。

片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券

・大都市近郊区間のみをご利用の場合の普通乗車券

・一部のおトクなきっぷ

・特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、乗車整理券

よって、この乗車券は7月5日と6日の全区間を一つの乗車券にすることが可能です。

 

そして「特定都区市内」制度により、その都区市内の中心駅から

片道200キロを超える乗車券は、その市内であればどこで降りてもOKです。

(つまり京都駅〜稲荷駅の距離は計算に含めないということです)

選択肢3. 7月5日の乗車分として「98.0キロ+84.3キロ=182.3キロ」の乗車距離による乗車券1枚、7月6日の乗車分として「26.4キロ+76.2キロ=102.6キロ」の乗車距離による乗車券1枚の計2枚の乗車券が必要である。

誤りです。

選択肢4. 7月5日の乗車分として「98.0キロ+84.3キロ=182.3キロ」の乗車距離による乗車券1枚、7月6日の乗車分として「26.4キロ+76.2キロ+2.7キロ=105.3キロ」の乗車距離による乗車券1枚の計2枚の乗車券が必要である。

誤りです。

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