国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和6年度(2024年)
問68 (国内旅行実務 問18)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和6年度(2024年) 問68(国内旅行実務 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

次の設問について、該当する答を選択肢の中から選びなさい。

2023年に国宝に指定され、熊本市内と高千穂峡を結ぶ観光ルート上にあるアーチ型の石づくりの水道橋で、橋の中央部から放水される様でも有名な橋を、1つ選びなさい。
  • 渡月橋
  • 錦帯橋
  • 通潤橋
  • 眼鏡橋

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「通潤橋(つうじゅんきょう)」です。

 

江戸時代末期の1854年(嘉永7年)、

水不足に悩む白糸台地に水を送るため、

矢部(現在の山都町)の惣庄屋・布田保之助によって造られた

日本最大級の石造アーチ水路橋です。

 

各選択肢については以下のとおりです。

選択肢1. 渡月橋

誤りです。

 

渡月橋(とげつきょう)は、京都府京都市にあり

上流の大堰川と下流の桂川にかかっています。

テレビや雑誌などでよく見る嵐山のシンボル的存在となっており、

春の桜と秋の紅葉を中心に多くの観光客で賑わいます。

選択肢2. 錦帯橋

誤りです。

 

錦帯橋(きんたいきょう)は山口県岩国市にあり、

日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋です。

繊細な組木の技法によって、釘は一本も使われずに建設された

独創的なアーチ構造となっています。

選択肢3. 通潤橋

正解です。

 

通潤橋(つうじゅんきょう)は熊本県上益城にあり、

2023年、土木構造物としては全国初となる国宝に指定されました。

石造アーチ橋の中で唯一「放水」ができる橋です。

選択肢4. 眼鏡橋

誤りです。

 

眼鏡橋(めがねばし)は、長崎県長崎市にあり、

日本三大名橋に数えられる現存最古のアーチ型石橋の一つです。

川面に映る影が双円を描き「メガネ」に見えることから、

この名前がついたと言われています。

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02

この問題の解答は「通潤橋」です。

選択肢の橋はいずれも西日本地域に架かっています。

選択肢1. 渡月橋

読みは「とげつきょう」です。

京都府の桂川に架かります。

嵐山を象徴する建造物です。

選択肢2. 錦帯橋

読みは「きんたいきょう」です。

山口県の錦川に架かります。

山梨県の猿橋、長野県の木曽の桟(かけはし)と合わせて日本三奇橋と呼ばれています。

選択肢3. 通潤橋

その通りです。読みは「つうじゅんきょう」です。

熊本県の五老ヶ滝川に架かります。

農業用水路を通すために造られ、水道管内の堆積物を除去するために放水しています。

選択肢4. 眼鏡橋

読みは「めがねばし」です。

眼鏡橋と名の付く橋は長崎県の長崎市と諫早市にそれぞれあります。

いずれも国の重要文化財に指定されています。

まとめ

東京の日本橋と長崎市の眼鏡橋、そして錦帯橋を合わせて日本三名橋と呼びます。

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