公立学校教員の過去問
令和4年度(令和5年度採用)
小学校に関する問題 問25

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問題

公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和4年度(R5年度採用) 小学校に関する問題 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

小学校学習指導要領総合的な学習の時間に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものを選んだ組合せとして適切なものは、下の1〜5のうちのどれか。

ア  各学校において定める目標及び内容については、他教科等の目標及び内容との違いがあるので、他教科等で育成を目指す資質・能力と関連させないことに配慮するものとする。
イ  各学校において定める内容については、目標を実現するにふさわしい探究課題、探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力を示すことに配慮するものとする。
ウ  探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力のうち、思考力、判断力、表現力等については、自分自身に関すること及び他者や社会との関わりに関することの両方の視点を踏まえることに配慮すること。
エ  指導計画の作成に当たっては、各学校における総合的な学習の時間の名称については、各学校において適切に定めることに配慮するものとする。
  • ア・イ
  • ア・エ
  • イ・ウ
  • イ・エ
  • ウ・エ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4(イ・エ)です。

ア 第2「各学校において定める目標及び内容」3(3)には、「各学校において定める目標及び内容については,他教科等の目標及び内容との違いに留意しつつ,他教科等で育成を目指す資質・能力との関連を重視すること。」とあります。

 「関連を重視する」ですから、「関連させないことに配慮する」という記述は誤りです。

イ 正しい記述です。

ウ 第2「各学校において定める目標及び内容」3(6)には、「思考力,判断力,表現力等については,課題の設定,情報の収集,整理・分析,まとめ・表現などの探究的な学習の過程において発揮され,未知の状況において活用できるものとして身に付けられるようにすること。」としています。

 「自分自身に関すること及び他者や社会との関わりに関することの両方の視点を踏まえる」は「学びに向かう力、人間性等について」の記述ですので、誤りです。

エ 正しい記述です。

参考になった数3

02

選択肢の内容は、

小学校学習指導要領総合的な学習の時間について基本的なことですので

学習指導要領をよく確認しましょう。

選択肢4. イ・エ

ア.誤りです。

「第2 各学校において定める目標及び内容」の

「3 各学校において定める目標及び内容の取扱い」(2)に

以下のことが書かれています。

「各学校において定める目標及び内容については、

他教科等の目標及び内容との違いに留意しつつ、

他教科等で育成を目指す資質・能力との関連を重視すること。」

よって選択肢の文の

「・・・目指す資質・能力と関連させないことに配慮する」は誤りとなります。

イ.正しいです。

ウ.誤りです。

選択肢の文は、

学びに向かう力、人間性等について」の内容です。

「思考力、判断力、表現力等について」は、

「課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現などの

探究的な学習の過程において発揮され、

未知の状況において活用できるものとして身に付けられるようにすること」と書かれています。

エ.正しいです。

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03

正解は4(イ・エ)です。

ア 第2「各学校において定める目標及び内容」3(3)には、「各学校において定める目標及び内容については,他教科等の目標及び内容との違いに留意しつつ,他教科等で育成を目指す資質・能力との関連を重視すること。」とあります。記述されている「関連させないことに配慮する」という記述は誤りです。

ウ 「自分自身に関すること及び他者や社会との関わりに関することの両方の視点を踏まえる」は「学びに向かう力、人間性等について」の記述です。第2「各学校において定める目標及び内容」3(6)には、「思考力,判断力,表現力等については,課題の設定,情報の収集,整理・分析,まとめ・表現などの探究的な学習の過程において発揮され,未知の状況において活用できるものとして身に付けられるようにすること。」としています。

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