給水装置工事主任技術者 過去問
令和元年度(2019年)
問54 (給水装置施工管理法 問54)
問題文
ア サドル付分水栓を鋳鉄管に取付ける場合、鋳鉄管の外面防食塗装に適した穿孔ドリルを使用する。
イ 給水管及び給水用具は、給水装置の構造及び材質の基準に関する省令の性能基準に適合したもので、かつ検査等により品質確認がされたものを使用する。
ウ サドル付分水栓の取付けボルト、給水管及び給水用具の継手等で締付けトルクが設定されているものは、その締付け状況を確認する。
エ 配水管が水道配水用ポリエチレン管でサドル付分水栓を取付けて穿孔する場合、防食コアを装着する。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 問54(給水装置施工管理法 問54) (訂正依頼・報告はこちら)
ア サドル付分水栓を鋳鉄管に取付ける場合、鋳鉄管の外面防食塗装に適した穿孔ドリルを使用する。
イ 給水管及び給水用具は、給水装置の構造及び材質の基準に関する省令の性能基準に適合したもので、かつ検査等により品質確認がされたものを使用する。
ウ サドル付分水栓の取付けボルト、給水管及び給水用具の継手等で締付けトルクが設定されているものは、その締付け状況を確認する。
エ 配水管が水道配水用ポリエチレン管でサドル付分水栓を取付けて穿孔する場合、防食コアを装着する。
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
- ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
鋳鉄管に穿孔する場合、内面ライニング材、内面塗膜に適した穿孔ドリルを使用することが重要です。
内面ライニングに適さないドリルを使用すると、刃先の摩耗につながります。
イ:正しい。給水用具は必ず性能基準に適合したものを使用します。
ウ:正しい。記述のとおりです。
エ:誤り。
防食コアは鋳鉄管のような腐食の恐れがある管に使用しますが、腐食に強いポリエチレン管には装着しません。
参考になった数45
この解説の修正を提案する
02
適当な組み合わせを選択する問題です。
ア:誤
外面の防食塗装ではなく、鋳鉄管の材質や内面ライニングに適した穿孔ドリルを使用します。
イ:正
給水装置に用いられる給水管や給水用具は、水道法に基づく性能基準に適合している必要があります。
また、その品質は製造業者自身による自己認証や、第三者認証機関による認証、あるいは製品ロット検査などによって確認されていることが求められます。
ウ:正
サドル付分水栓や給水管、給水用具の継手などには、適正な水密性や強度を確保するために、メーカーによって締付けトルクが設定されているものがあります。これらの締付けトルクは、漏水や破損を防ぐために非常に重要であり、施工時にはトルクレンチなどを用いて締付け状況を確認することが求められます。
エ:誤
防食コアは、主に鋳鉄管や鋼管などの金属管を穿孔した際に、穿孔部の錆の発生を防ぎ、通水阻害を防止するために使用されます。
水道配水用ポリエチレン管は樹脂製であり、金属管のように錆びることはないため、ポリエチレン管にサドル付分水栓を取り付けて穿孔する際に防食コアを装着する必要はありません。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問53)へ
令和元年度(2019年) 問題一覧
次の問題(問55)へ