給水装置工事主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
給水装置の構造及び性能 問19

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成27年度(2015年) 給水装置の構造及び性能 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

下図のように、呼び径13mmの給水管からボールタップを通して水槽に給水している。この水槽を、事業活動に伴って薬品を入れる水槽として利用するとき、確保すべき吐水口空間に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 図中の距離Aを100mm以上、図中の距離Cを50mm以上確保する。
  • 図中の距離Bを100mm以上、図中の距離Cを25mm以上確保する。
  • 図中の距離Aを200mm以上、図中の距離Cを25mm以上確保する。
  • 図中の距離Bを200mm以上、図中の距離Cを50mm以上確保する。

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この過去問の解説 (2件)

01

呼び径が13㎜以下の給水管の逆流防止措置として、
Cの距離については、25㎜以上、
Aの距離については、200㎜以上確保する必要があります。
よって答えは3です。

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02

【解答:3】

水を汚染するおそれのある有毒物等を取り扱う場所に給水する場合、給水装置については、一般家庭等よりも厳しい逆流防止措置を講じる必要があります。

給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第5条第1項ハ別表第2備考欄より、
『2 プール等の水面が特に波立ちやすい水槽並びに事業活動に伴い洗剤又は薬品を入れる水槽及び容器に給水する給水装置(吐水口一体型給水用具を除く。)にあっては、この表下欄中「二五ミリメートル」とあり、「四〇ミリメートル」とあり、又は「五〇ミリメートル」とあるのは、「二〇〇ミリメートル」とする。』とされています、

近接壁から吐水口の中心までの水平距離に関しては、呼び径13mm以下の場合は25mm以上とされています。

したがって答えは【3】になります。

〜参考〜
・給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第5条

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