給水装置工事主任技術者 過去問
平成28年度(2016年)
問3 (公衆衛生概論 問3)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成28年度(2016年) 問3(公衆衛生概論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

水道の利水障害( 日常生活での水利用への差し障り )とその原因物質に関する次の組み合わせのうち、不適当なものはどれか。
  • カビ臭 ----- ヒ素、フッ素
  • 味 --------- 亜鉛、鉄
  • 色 --------- 銅、マンガン
  • 泡だち ----- 界面活性剤

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この過去問の解説 (2件)

01

水質の異状において、「カビ臭」については、原水温の上昇に伴う藍藻類などの微生物の繁殖が原因で発生する場合があります。
「味」については、クロスコネクションによる異状や、鉄、銅、亜鉛などの金属を多く含む場合に発生する場合があります。
「色」については、白濁色や赤褐色が多く見られ、一定時間排水すれば回復します。
また、給湯器などに銅管などが使用されていると、青緑色の水が出る場合もあります。さらに原水にマンガンが多く含まれると、塩素と反応し、黒色に変色する場合があります。
「泡立ち」については、洗剤などにつかわれている界面活性剤などが混入している場合などにみられます。

上記により、「1」の記述に誤りがあるので、答えは「1」です。

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02

水道の利水障害について、障害の種類と原因物質を押さえておきましょう。

選択肢1. カビ臭 ----- ヒ素、フッ素

カビ臭はジェオスミン等の有機物質で発生する為、この選択肢は誤りです。

選択肢2. 味 --------- 亜鉛、鉄

この選択肢は適当です。

選択肢3. 色 --------- 銅、マンガン

この選択肢は適当です。

選択肢4. 泡だち ----- 界面活性剤

この選択肢は適当です。

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