給水装置工事主任技術者 過去問
平成28年度（2016年）
問50 (給水装置の概要 問50)

イとウは誤りです。

ポンプ停止後、蓄圧機能により管内を停止前の圧力に保ち、ポンプが煩雑に切り・入りを繰り返すことを防ぎます。

副弁付定水位弁は受水槽方式で使用されます。

イ：直結加圧形ポンプユニットの圧力タンクは、停電によりポンプが停止したとき、

（吐出側配管への水圧保持）を目的としたものである。

直結加圧形ポンプユニットの圧力タンクの中に水は溜まっておりません。

圧力タンクの中にはダイヤフラムが入っており、窒素ガスが充填されており、

水が流入することで窒素ガスが圧縮され、圧力を溜め込む構造となっております。

停電した際、溜め込んだ圧力を放出することで吐出側配管への水圧を保持します。

ウ　直結加圧形ポンプユニットは、通常、加圧ポンプ、制御盤、（電動機）、

（流水スイッチ）、（圧力発信機）、（バイパス管）を

あらかじめ組み込んだユニット形式となっている場合が多い。

給水装置工事技術指針の改定により、

直結加圧形ポンプユニットの構成の内容が変わってきております。

圧力タンクについては、現在は設置が必須要件ではありません。

また、副弁付定水位弁は貯水槽に設置します。

給水装置工事技術指針の改定があることで

出題問題の解答内容が変わる可能性があります。

最新の給水装置工事技術指針の内容を把握しましょう。