給水装置工事主任技術者の過去問
令和4年度(2022年)
水道行政 問2

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 水道行政 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

簡易専用水道の管理基準に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 有害物や汚水等によって水が汚染されるのを防止するため、水槽の点検等の必要な措置を講じる。
  • 設置者は、毎年1回以上定期に、その水道の管理について、地方公共団体の機関又は厚生労働大臣の登録を受けた者の検査を受けなければならない。
  • 供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止し、かつ、その水を使用することが危険である旨を関係者に周知させる措置を講じる。
  • 給水栓により供給する水に異常を認めたときは、水道水質基準の全項目について水質検査を行わなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は簡易専用水道に関して、「不適当なもの」を選択する問題です。

簡易専用水道とは、水源が市や都から供給される水道水だけに限られますが、その水を有効容量合計10mを超える受水槽に溜めて、供給するタイプのものです。

この問題は水道法の第34条の2に示された簡易専用水道の定期検査に関する問題です。

選択肢1. 有害物や汚水等によって水が汚染されるのを防止するため、水槽の点検等の必要な措置を講じる。

これは「正しい」です。

選択肢2. 設置者は、毎年1回以上定期に、その水道の管理について、地方公共団体の機関又は厚生労働大臣の登録を受けた者の検査を受けなければならない。

これは「正しい」です。

選択肢3. 供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止し、かつ、その水を使用することが危険である旨を関係者に周知させる措置を講じる。

これは「正しい」です。

選択肢4. 給水栓により供給する水に異常を認めたときは、水道水質基準の全項目について水質検査を行わなければならない。

これが「不適当なもの」です。

上記のうち、「全項目について」検査するのは間違っています。水質基準省令の表に掲げる事項のうち「必要なもの」について検査を行います。

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