危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問6

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 特殊引火物とは、ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧で、発火点が100℃以下のもの、または引火点が零下20℃以下のものをいう。
  • 第一石油類とは、アセトン、ガソリンその他一気圧で、引火点が21℃未満のものをいう。
  • 第二石油類とは、灯油、軽油その他一気圧で、引火点が21℃以上70℃未満のものをいう。
  • 第三石油類とは、重油、クレオソート油その他一気圧において引火点が70度以上200度未満のものをいう。
  • 第四石油類とは、ギヤー油、シリンダー油その他一気圧において引火点が200度以上250度未満のものをいう。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は 1 です。

特殊引火物とは、1気圧で発火点が100℃以下、または引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものです。そのため、沸点の記載が抜けているので、誤りとなります。ジエチルエーテルと二硫化炭素は特殊引火物に該当します。


2. 第1石油類とは、1気圧で引火点が21℃未満のものです。アセトンもガソリンもこちらに該当します。

3. 第2石油類とは、1気圧で引火点が21℃以上70℃未満のものです。灯油も軽油もこちらに該当します。

4. 第3石油類とは、1気圧で20℃において液体であって、引火点が70℃以上200℃未満のものです。重油もクレオソート油もこちらに該当します。

5. 第4石油類とは、1気圧で20℃において液体であって、引火点が200℃以上250℃未満のものです。ギヤー油もシリンダー油もこちらに該当します。

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02

1.の記述には、「沸点40℃以下のもの」という記載が抜けています。
この程度の重箱の隅をつっつく問題は当然のように出題されます。

以下の一~七の品名の定義は消防法別表第1の備考に記載してあります。引火点や発火点、沸点は覚えましょう。アルコール類と特殊引火物以外は引火点により分類されています。

一 特殊引火物、二 第一石油類、三 アルコール類、
四 第二石油類、五 第三石油類、六 第四石油類、七 動植物油類

『アルコール類の炭素数は1個から3個』、『一気圧』など、品名の定義や消防法別表第1の備考に記載されているキーワードは丸暗記しましょう。また、みなさんが購入される危険物取扱者試験の解説書は、消防法などの重要な部分のコピペです。法律なので変更できないのです。

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03

正解は1です。
特殊引火物とは、ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧で、発火点が100℃以下のもの、または引火点が零下20℃以下で沸点が40℃以下のものをいいます。沸点の記載がないため誤りとなります。

第4類危険物の引火点
特殊引火物:-20℃以下
第1石油類:21℃未満
第2石油類:21℃以上70℃未満
第3石油類:70℃以上200℃未満
第4石油類:200℃以上250℃未満
~語呂合わせ~
マイナー(マイナス)な20歳は1に21歳未満、2に21歳以上70歳未満、3に70歳以上200歳未満、4に200歳以上の隠花を展じる
(隠花:かつて下等植物としてみなされていた生物にたいして使われていた分類用語
隠花を植物の年齢に分類して展示しているイメージ)

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04

特殊引火物とは、ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧で、発火点が100℃以下のもの、または引火点が零下20℃以下「かつ」沸点が40℃以下のものをいいます。

沸点の記述がないので誤りです。

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