危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問91

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問91 (訂正依頼・報告はこちら)

危険物保安監督者に関する記述で、A~Eの中で正しいものはいくつあるか。

A 危険物保安監督者は、すべての製造所等に居る。
B 危険物保安監督者は、危険物施設保安員が居る製造所等では、その指示に従って保安監督をしなければならない。
C 危険物保安監督者は、火災等の災害が発生した場合は作業者を指揮して応急措置を講じるとともに、直ちに消防機関等に連絡しなければならない。
D 危険物取扱者であれば、免状の種類に関係なく危険物保安監督者になれる。
E 危険物保安監督者を定めなければならない者は、製造所等の所有者などである。
  • 1つ
  • 2つ
  • 3つ
  • 4つ
  • 5つ

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (4件)

01

2つです。

A 危険物保安監督者は、すべての製造所等には必要ありません。
B 危険物保安監督者は、自ら必要な保安監督業務にあたる。危険物施設保安員に必要な指示を与える。
C 危険物保安監督者は、火災等の災害が発生した場合は作業者を指揮して応急措置を講じるとともに、直ちに消防機関等に連絡しなければならない。(正しい)
D 危険物取扱者であれば、免状の種類に関係なく危険物保安監督者になれるわけではなく6か月以上の実務経験をもつ、甲種危険物取扱者および乙種危険物取扱者になる資格があります。
E 危険物保安監督者を定めなければならない者は、製造所等の所有者などである。(正しい)

参考になった数210

02

正解は2番です。

A:誤り
危険物の規制に関する政令の第三十一条の二に、危険物保安監督者を定める必要のない製造所等が定められており、
すべての製造所等には必要ないため、誤りの記述となります。

B:誤り
危険物保安監督者は、危険物施設保安員の指示に従って保安監督をしなければならないということはないため、誤りの記述となります。

C:正しい
危険物の規制に関する規則の第四十八条二に記載されており、正しい記述となります。

D:誤り
消防法の第十三条に、
政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、甲種危険物取扱者(甲種危険物取扱者免状の交付を受けている者をいう。以下同じ。)又は乙種危険物取扱者(乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者をいう。以下同じ。)で、六月以上危険物取扱いの実務経験を有するもののうちから危険物保安監督者を定め、総務省令で定めるところにより、その者が取り扱うことができる危険物の取扱作業に関して保安の監督をさせなければならない。
と記載されており、丙種危険物取扱者は危険物保安監督者として任命できないため、誤りの記述となります。

E:正しい
消防法の第十三条に記載されており、正しい記述取ります。

よって、正しい記述はCとEの2つとなり、正解は2番となります。

参考になった数82

03

A 危険物保安監督者の選任が必要な製造所等は下表の通り ・・・ 誤り

選択肢Aは「製造所”等”」となっており、製造所だけでなく貯蔵所も含んだ記述となっていることに留意します。
政令で定める危険物製造所等の中には、危険物保安監督者を選任しなくても良い施設があります。(消防法第13条、危険物の規制に関する政令第31条の2)

参考:消防法第13条、危険物の規制に関する政令第31条の2
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=334CO0000000306#661


B 危険物施設保安員は危険物保安監督者のもとで保安業務を行なう ・・・誤り

C 消防法 「第十六条の三第四項」・・・正しい

D 丙種はなれません。 ・・・ 誤り

E 消防法 「第十三条の一」・・・正しい


よって、正しいものは2つです。

解説の画像

参考になった数47

04

C・Eが正しいです。
危険物保安監督者の選任が必要でない施設もあります。
危険物保安監督者は保安監督にあたって、危険物施設保安員の指示に従わなければならないわけではありません。
危険物保安監督者になれるのは甲種か乙種のみで、かつ6カ月以上の実務経験が必要です。また乙種危険物取扱者は免状に指定された類の危険物のみ保安監督できます。

参考になった数33