危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問143
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問143 (訂正依頼・報告はこちら)
第4類の危険物に共通する特性として、次のうち誤っているものはどれか。
- 第4類の危険物は、電気を通さず、静電気が蓄積しやすいものが多い。
- 蒸気比重が1より大きく、蒸気が低所に滞留する。
- 引火性の液体で、火気等により引火または爆発の危険がある。
- 液比重は1より小さく、水には溶けない。
- 沸点•引火点が低いほど蒸気が発生しやすく、引火の危険性が大きい。
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この過去問の解説 (4件)
01
第4類の危険物は
ガソリン、灯油、軽油などの不導体の液体が多く、
電気が流れないので、静電気が蓄積しやすくなります。
ただし水に溶けるアルコールなどは、
電気を通すので 静電気が蓄積しにくくなります。
【2:正しい】
第4類の危険物から発生する蒸気は
空気よりも重く(蒸気比重が1より大きい)
低いところに滞留します。
【3:正しい】
第4類の危険物は引火性液体です。
引火性液体は 可燃性蒸気になって空気と混ざり、
燃焼範囲で点火源があると引火します。
【4:間違い】
第4類の危険物は
水より軽い(液比重が1より小さい)物質が多いですが
水より重い物質もあります。
まだ、多くは水に溶けない物質ですが
水に溶ける(水溶性)の物質もあります。
(代表的な水溶性物質)
・特殊引火物 →アセトアルデヒドなど
・石油類 →アセトン、酢酸、グリセリンなど
・アルコール類
【5:正しい】
沸点が低いと 低い温度で可燃性蒸気になり、
引火点が低いと 可燃性蒸気の濃度が低い状態で引火します。
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02
メタノール、エタノール、アセトン、アセトニトリル、酢酸など水溶性の第四類危険物もたくさんあります。
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03
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04
第4類は不導体が多く、静電気が蓄積しやすいです。
そのため、容器のアースなど静電気対策が必要です。
2【正】
第4類は蒸気比重が1より大きく、
可燃性蒸気は、低所に滞留します。
3【正】
第4類は引火しやすいため、炎・火花・
高温体との接近または加熱は避けます。
また、みだりに蒸気を発生させては危険です。
4【誤】
第4類は液比重が1より小さく、
水に不溶なものが多いです。
しかし、例外として二硫化炭素(比重1.26)やニトロベンゼン(比重1.2)などは比重が1より大きく、
また、低級アルコールや酢酸は、
水によく溶けます。
5【正】
文の通りです。選択肢3の解説も参照
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