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危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題 乙4 問161

問題

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ギ酸エチルについて誤っているものを選べ。
   1 .
水にわずかに溶ける。
   2 .
引火点は-20℃である。
   3 .
蒸気は空気より重い。
   4 .
電気の不導体で、流動の際、静電気を発生させやすい。
   5 .
消火剤としては、泡、粉末、二酸化炭素が用いられる。
( 危険物 乙4の過去問/予想問題 問161 )
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この過去問の解説 (4件)

103
ギ酸エチル  ・・・ 第一石油類

・水にわずかに溶ける。
・水または湿気に触れると加水分解される。
・引火が低いので、火気厳禁である。
・蒸気は空気と混合し、引火爆発の危険性がある。
・蒸気は空気より重いので、低所に滞留する。
・ガソリンと同等の燃焼状態がある。
・酸化性物質との混触は、発熱発火の危険性がある。
・電気の不導体であるため、流動の際、静電気を発生させやすい。
・毒性が強く、高濃度の蒸気を吸入すると中毒症状を示す。

(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・裸火、火気は厳禁である。
・通気、換気をよくし、容器は密栓し、冷暗所に貯蔵する。
・水、湿気、日光を避ける。

(消火の方法)
・消火剤: 注水、粉末、二酸化炭素
・消火効果: 窒息消火
泡消火剤は効果がありません。

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66

ギ酸エチルは第一石油類に含まれますが、問われることは珍しく細かい問題です。

第四類危険物の蒸気はどれも空気より重いので3は正しいとわかります。第四類危険物の多くは電気の不導体で、非水溶性なので1と4が正しい可能性が他よりは高いと考えることもできます。

このような問題では少しでも選択肢を絞っていきましょう。

60
正解は5番です。

1番:正しい
ギ酸エチルは水にわずかに溶けるので、正しい記述となります。ただし、消防法上の分類は非水溶性液体に分類されます。

2番:正しい
ギ酸エチルは、引火点が21℃未満の第1石油類に分類され、引火点は-20℃のため、正しい記述となります。

3番:正しい
ギ酸エチルの蒸気比重は2.55であり、蒸気比重が1の空気より重いです。ちなみに、第4類に分類される危険物の蒸気比重はすべて1以上となります。蒸気比重は危険物の分子量にほぼ比例するため、第4類の中で最も分子量が小さいメタノールでも分子量は32であり、空気の平均分子量の約29よりも大きくなるからです。

4番:正しい
ギ酸エチルのような第4類に属する水に溶けにくい非水溶性液体は、一般的に電気の不導体のため静電気が発生しやすいので、正しい記述となります。

5番:誤り
ギ酸エチルは非水溶性液体に分類されますが、わずかに水に溶けるため泡消火剤は効果がなく、対アルコール性泡消火剤を使用する必要があります。

37
正解は 5 です。

ギ酸エチルは少しだけ水に溶けますので、消火方法として通常の泡消火剤は不適当です。粉末、二酸化炭素による窒息消火は有効です。

1:正しい
ギ酸エチルは水にわずかに溶けます。ギ酸エチルは非水溶性液体に分類されます。

2:正しい
ギ酸エチルの引火点は-20℃です。

3:正しい
ギ酸エチルの蒸気は空気より重いです。ギ酸エチルの蒸気比重(気体の体積当たりの重さ)は2.55で、空気の蒸気比重1より重いです。

4:正しい
ギ酸エチルは電気の不導体であり、流動などの際に静電気を発生させやすい性質があります。

5:誤り
ギ酸エチルは少しだけ水に溶けますので、消火方法として通常の泡消火剤は不適当です。水溶性液体用泡消火剤(耐アルコール泡)を使用する必要があります。粉末、二酸化炭素による窒息消火は有効です。

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