危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問162
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問162 (訂正依頼・報告はこちら)
アセトンについて、誤っているものはどれか。
- 無色無臭の液体である。
- 水に溶ける。
- 比重が1以下で水より軽い。
- 無水クロム酸、塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸、硝酸アンモニウムなどの酸化性物質と激しく反応、発火することがある。
- きわめて低温で引火し、その際発生するガスは一酸化炭素等で有毒である。
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この過去問の解説 (4件)
01
アセトンは無色ですが特異な臭気があります。
第一石油類の多くには臭気があります。
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02
アセトンは特異臭のある液体です。「無臭」ではありません。
1:誤り
アセトンは特異な臭いのある無色透明の液体です。アセトンは「無臭」ではありません。
2:正しい
アセトンは水に良く溶けます。
3:正しい
アセトンの比重は0.8で、水より軽いです。
4:正しい
アセトンは無水クロム酸、塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸、硝酸アンモニウムなどの酸化性物質と激しく反応して、発火することがあります。
5:正しい
アセトンの引火点は-20℃なので、きわめて低温で引火します。その際に発生するガスは、一酸化炭素等で有毒です。
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03
アセトン ・・・ 第一石油類
・水に溶ける。アルコール、ジエチルエーテルにも溶ける。また、油脂などをよく溶かす。
・揮発しやすい。常温で引火性蒸気を発散し、容易に引火する。
・蒸気は空気と混合し、引火爆発の危険性がある。
・きわめて低温で引火し、その際発生するガスは一酸化炭素等で有毒である。
・日光に当たると分解する。
・無水クロム酸、塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸、硝酸アンモニウムなどの酸化性物質と激しく反応、発火することがある。
・静電気の火花で着火することがある。
・蒸気吸収により、頭痛、めまい、嘔吐などを起こす。
(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気は近づけない。
・容器は密栓する。
・貯蔵・取扱い場所の通風・換気をよくする。
・直射日光を避けて、冷暗所に貯蔵する。
・貯蔵庫の温度を上げない措置を行う。
(消火の方法)
・消火剤: 耐アルコール泡、注水、粉末、二酸化炭素
・消火効果: 窒息消火
屋内消火栓設備は不可。
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04
1番:誤り
アセトンは、無色透明の特異臭のある液体です。マニキュアをはがす除光液によく使用されています。
2番:正しい
アセトンは水溶性液体に分類され、水によく溶けます。またアルコール、ジエチルエーテル、油脂などもよく溶かすため、有機溶剤として利用されています。
3番:正しい
アセトンの比重は0.8であり、比重が1以下で水より軽いため、正しい記述となります。第4類危険物は比重が1より小さいものが多いので、比重が1以上のものを覚えて、それ以外のものは水より軽いと覚えるといいでしょう。
4番:正しい
アセトンやメチルエチルケトンは、第1類、第6類危険物のような酸化性物質と激しく反応し、発火する恐れがあります。酸化性物質は化学式に酸素(O)が多く含まれているものが多く、過酸化、塩素酸、過塩素酸、硝酸などの名称がつく無機化合物が多いです。
5番:正しい
アセトンの引火点は-20℃であり、燃焼温度が十分でない場合には不完全燃焼となり一酸化炭素が発生する場合があります。
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