危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問170

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問170 (訂正依頼・報告はこちら)

クロロベンゼンについて誤っているものはどれか。
  • 流動により静電気を発生させやすい。
  • 水に溶けない。
  • 塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、硝酸等との混触は、発火の危険性がある。
  • 枯葉剤の原料として使用されていた。
  • 第一石油類である。

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この過去問の解説 (4件)

01

クロロベンゼンは第二石油類です。

ベンゼンは第一石油類ですので混同しないようにしましょう。

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02

正解は5番です。

1番:正しい
クロロベンゼンは非水溶性液体に分類され、流動によって静電気を発生させやすい物性があります。

2番:正しい
クロロベンゼンは非水溶性液体に分類され、水に溶けません。

3番:正しい
クロロベンゼンは、第1類、第6類危険物のような酸化性物質と反応し、発火する恐れがあります。酸化性物質は化学式に酸素(O)が多く含まれているものが多く、過酸化、塩素酸、過塩素酸、硝酸などの名称がつく無機化合物が多いです。

4番:正しい
クロロベンゼンは枯葉剤や除草剤の原料として使用されていました。

5番:誤り
クロロベンゼンの引火点は28℃であり、引火点が21℃以上70℃未満の第2石油類に分類されるため、記述は誤りとなります。

また、クロロベンゼンは比重が1.1であり、水よりも重いという第四類の中では数少ない特性があります。

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03

クロロベンゼン・・・第二石油類

・水に溶けないが、アルコール、ジエチルエーテルに溶ける。
・加熱などにより液温が引火点以上になると、ガソリンと同様の引火の危険性がある。
・霧状の浮遊時、布等繊維製品に染み込んだ場合、空気との接触面積が拡大するので危険性が増大する。
・蒸気は、空気と混合し引火爆発の危険がある。また、空気より重いので、低所に滞留しやすい。
・流動の際に静電気を発生させやすい。
・塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、硝酸等との混触は、発火の危険性がある。
・蒸気は目鼻を刺激する。吸引すると頭痛、めまいを起こし、麻酔状態になる。

(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気は近づけない。また、火花を発生させる機械器具などを使用しない。
・貯蔵・取扱い場所の通風・換気をよくする。
・冷暗所に貯蔵し、容器は密栓する。
・静電気蓄積を防ぐ。

(消火の方法)
・消火剤:泡、二酸化炭素、粉末
・消火効果:窒息消火

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04

正解は 5 です。

クロロベンゼンは第二石油類です。クロロベンゼンは「第一石油類」ではありません。

1:正しい
クロロベンゼンは、流動により静電気を発生しやすい性質があります。

2:正しい
クロロベンゼンは水に溶けません。クロロベンゼンは非水溶性液体に分類されます。

3:正しい
クロロベンゼンは塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、硝酸等と反応して、発火の危険性があります。

4:正しい
クロロベンゼンは、枯葉剤や除草剤の原料として使用されていました。

5:誤り
クロロベンゼンは第二石油類に分類されます。クロロベンゼンの引火点は28℃です。引火点が21℃以上70℃未満の第2油類に分類されます。

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