危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問201

乙4の危険物は非水溶性（水に溶けないもの）と水溶性（水に溶けるもの）があり、水溶性の危険物の指定数量は非水溶性の2倍となります。問題を見ると第1石油類のガソリンとアセトンが共に指定数量200Lとなっていますが、アセトンは水溶性の危険物なので指定数量は400Lが正しいです。従って、正解は3番となります。

正解は3番です。

1番：正しい
ジエチルエーテルは、特殊引火物に分類されるため、指定数量は50Lとなります。

2番：正しい
ガソリンは、非水溶性の第1石油類に分類されるため、指定数量は200Lとなります。

3番：誤り
アセトンは、水溶性の第1石油類に分類されるため、指定数量は400Lとなります。

4番：正しい
エタノールは、アルコール類に分類されるため、指定数量は400Lとなります。

5番：正しい
灯油は、非水溶性の第2石油類に分類されるため、指定数量は1000Lとなります。

正解は３．です。
この問題の解答への近道は第一石油類であるガソリンとアセトンです。
指定数量は第一石油類の中でも非水溶性のものと水溶性のもので異なりますが設問中では同様となっています。この点に気づけば２or３の2択になります。
第一石油類・非水溶性の指定数量が200Ｌであることを理解していれば３．が間違っているとわかります。
この様に消去法でも解答に近づけますが、
全ての指定数量を覚えておけば確実に解答できます。

アセトンは、水溶性の第一石油類だから指定数量は400Ｌです。