危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問244
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問244 (訂正依頼・報告はこちら)
上部に上階を有する屋内給油取扱所について誤っているものを選べ
- 専用タンクの注入口およびタンクの注入口ならびに固定給油設備および固定注油設備は、上階への避難上、安全に設けること。この場合、部分の屋根は上階への延焼防止上、有効な幅を有して外壁と接続し、かつ、開口部を有しないものでなければならない。
- 注入口の周囲には、危険物の漏えい範囲を15平方メートル以下に局限化するための設備、漏れた危険物を収容する容量4立方メートル以上の設備を設けるとともに、これらの設備の付近には、可燃性の蒸気を検知する警報設備を設けること。
- 屋根またはひさしの先端は、上階の開口部までの間に、7メートルから屋根またはひさしの上階の外壁から張り出した水平距離を減じた長さ以上の距離を保つこと。ただし、はめごろし戸である防火設備を設けた開口部、延焼防止上有効な措置を講じた開口部を除く。
- 給油または詰替えのための作業場部分の開口部には、開口部の上部に、上階の外壁から水平距離1.5メートル以上張り出した屋根または耐火性能を有するひさしを設けること。ただし、開口部の上端部から高さ7メートルの範囲内の上階の外壁に開口部がない場合にあっては、この限りでない。
- 道路境界線は、懸垂式の固定注油設備の場合、4メートル以上である。
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この過去問の解説 (4件)
01
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02
難しく考えず、火災等で避難に迫られたとき上階に逃げることはありませんので「上階への避難」は誤りです。
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03
1:誤り
上部に上階を有する屋内給油取扱所について、火災等の発生時は上階に避難はしません。
「上階への避難」は誤りです。
正しくは「専用タンクの注入口およびタンクの注入口ならびに固定給油設備および固定注油設備は、上階への延焼防止上、安全に設けること。この場合、部分の屋根は上階への延焼防止上、有効な幅を有して外壁と接続し、かつ、開口部を有しないものでなければならない。」です。
2:正しい
注入口の周囲には、危険物の漏えい範囲を15平方メートル以下に局限化するための設備、漏れた危険物を収容する容量4立法メートル以上の設備を設けるとともに、これらの設備の付近には、可燃性の蒸気を検知する警報設備を設けなければなりません。
3:正しい
屋根またはひさしの先端は、上階の開口部までの間に、7メートルから屋根またはひさしの上階の外壁から張り出した水平距離を減じた長さ以上の距離を保つ必要があります。ただし、はめごろし戸である防火設備を設けた開口部、延焼防止上有効な措置を講じた開口部を除きます。
4:正しい
給油または詰替えのための作業場部分の開口部には、開口部の上部に、上階の外壁から水平距離1.5メートル以上張り出した屋根または耐火性能を有するひさしを設けなければなりません。ただし、開口部の上端部から高さ7メートルの範囲内の上階の外壁に開口部がない場合にあっては、この限りではありません。
5:正しい
道路境界線は、懸垂式の固定注油設備の場合、4メートル以上です。
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04
「避難の際に付近を通らずに安全に避難できるようにできる限り避難口から離れた上階への延焼防止上安全な建築物の屋内給油取扱所の用に供する部分に設けること」
とされています。
1番に記載されている上階への避難は記載されていないので、誤りです。
したがって、正解は1番です。
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