危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問265

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問265 (訂正依頼・報告はこちら)

静電気に関する説明文について、次のうち正しいものを選べ。
  • 湿度が高いと帯電しやすい
  • 電気の不導体よりも良導体に帯電しやすい
  • 静電気が蓄積すると発熱し、自然発火に至ることがある
  • 静電気は蓄積すると火花放電を生じることがある
  • 一般に液体や粉末を出し入れするときは静電気は発生しにくい

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この過去問の解説 (3件)

01

静電気には次のような性質があります。
1 . 湿度が「低い」と帯電しやすい
2 . 電気の「良導体よりも不導体」に帯電しやすい
3 . 静電気の蓄積で「発熱することはない」
4 . 静電気は蓄積すると火花放電を生じることがある(正解)
5 . 一般に液体や粉末を出し入れするときは静電気は「発生しやすい」。これは流体摩擦によるものです。

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02

正解は4です。

静電気の主な性質についてまとめておきます。
・不導体や絶縁体、つまり電気が流れない物質に発生し帯電する。
・非水溶性の物質(ガソリン、灯油、軽油、ベンゼン等)では
 発生しやすく、水溶性の物質(アルコール、アセトン等)では
 発生しにくい。
・乾燥している場合に発生・蓄積しやすい。
・蓄積すると火花放電を生じるので点火源となる。

このことを踏まえながら、各選択肢について補足事項とともに説明します。

1. × 湿度が高ければ、静電気は空気中の水分を通じてやがて
   地面(アース)へと放電しますので、帯電しにくくなります。

2. × 良導体であれば、静電気はその物質を通じて流れ、やがて
   地面(アース)へと放電しますので、帯電しにくくなります。

3. × 静電気は蓄積しても発熱しません。

4. 〇 蓄積すると火花放電を生じます。つまり点火源となるため
   注意が必要です。
    例えば人体周辺での静電気の蓄積への対策としては、
    導電性の高い帯電防止服・靴の着用などが挙げられます。

5. × 固体に限らず、液体や固体でも発生します。
   流速が速い、あるいは流れが乱れると発生しやすいため、
   注意が必要です。

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03

正解は4です。

1 . 誤りです。
静電気は、湿度が低い(乾燥している)と帯電しやすいです。

2 . 誤りです。
静電気は、電気の良導体よりも不導体に帯電します。

3 . 誤りです。
静電気が蓄積しても発熱しません。

4 . 正解です

5 . 誤りです。
一般に液体や粉末を出し入れするときは
静電気は発生しやすくなります。

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