危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問287
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問287 (訂正依頼・報告はこちら)
法令上、危険物施設保安員に関する記述について、次のうち法令上定められているものはどれか。
- 危険物施設保安員は、危険物取扱者免許を持った者から選任される。
- 製造所等の所有者は、危険物施設保安員を選任後、遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。
- 火災等が発生した場合、危険物施設保安員は危険物保安監督者に指示を行い、速やかに応急処置を行わなければならない。
-
製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること
- 製造所等の所有者は、危険物施設保安員を解任した場合には、遅滞なく消防署長に届け出なければならない。
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この過去問の解説 (4件)
01
各選択肢について補足事項とともに説明します。
× 危険物施設保安員には資格は不要です。
似た名称が多いので、選任に必要な資格について整理しておきます。
・危険物保安統括管理者…資格は不要
・危険物保安監督者 …甲種、(該当する類の)乙種
・危険物施設保安員 …資格は不要
× 「遅滞なく市町村長等に届け出なければならない」の部分が誤りです。
危険物施設保安員の選任および解任には、届出の必要はありません。
× 「危険物保安監督者」が「危険物施設保安員」に指示を出しますので、
問題文は逆になっています。したがって誤りです。
製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること
〇 正しい内容です。
定期点検の実施者について整理しておきます。
・危険物取扱者(甲種、乙種、丙種)
・危険物施設保安員
・危険物取扱者(および危険物施設保安員)以外の者は、
危険物取扱者(甲種、乙種、丙種)の立会いがあれば可。
したがって、免状を持たない危険物施設保安員でも、
定期点検の実施はできます。ただし、立会いはできませんので
注意してください。
× 「遅滞なく消防署長に届け出なければならない」の部分が誤りです。
危険物施設保安員の選任および解任には、届出の必要はありません。
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02
消防法第14条に危険物施設保安員について定めがあります。
第十四条 政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、危険物施設保安員を定め、総務省令で定めるところにより、当該製造所、貯蔵所又は取扱所の構造及び設備に係る保安のための業務を行わせなければならない。
誤りです。
危険物施設保安員の資格要件はありません。
誤りです。
危険物施設保安員を選任後の届出の規定はありません。
「危険物施設保安員は危険物保安監督者に指示を行い」の部分が誤りです。
正しくは、「危険物保安監督者は危険物施設保安員に指示を行い」です。
製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること
正解です。
誤りです。危険物施設保安員を解任後の届出の規定はありません。
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03
正解は「製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること」です。
危険物施設保安員の資格には特に規定は設けられていません。
危険物施設保安員の選解任の届出には特に規定はありません。
火災等が発生した場合には、危険物保安監督者が危険物施設保安員等に指示を行い、速やかに応急処置を行わなければなりません。
製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること
正解です。
危険物施設保安員の選解任の届出には特に規定はありません。
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04
危険物施設保安員に関し、法令上定められているものは
「製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること」
です。
他の選択肢は次の点に誤りがあります。
危険物施設保安員は「危険物取扱者免許を持たない者」からでも選任できます。
危険物施設保安員の選任には届出の必要はありません。
火災等が発生した場合は「危険物保安監督者の指示により」速やかに応急処置を行います。
製造所等の構造及び設備を技術上の基準に適合するように維持するため、定期点検を行わせること
正しいです。
危険物施設保安員の解任には届出の必要はありません。
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