理容師の過去問
第27回
公衆衛生・環境衛生 問9
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問題
第27回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
衣服の着用目的と生地の性質に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 体温調節 ──── 通気性
- 身体保護 ──── 抗帯電性
- 清潔保持 ──── 防水性
- 作業能率増進 ── 耐熱性
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この過去問の解説 (4件)
01
衣服には、大きく分けて4つの機能があります。
・身体の保護機能
日々の生活や危険な環境から、からだを安全に守る役割が衣服にはあります。
・体温の調節機能
人間は、周りの環境温度が変化しても体温を一定に保つ機能を持っており、衣服には、寒暑や乾燥から守る役割があります。
・衛生保持の機能
体から排出される汗の吸収や外部環境による排気ガスや汚れから守る役割が衣服にはあります。
・活動の向上機能
スポーツウエヤーのように、身体の活動を活発にさせる役割が衣服にはあります。
上記のことをふまえ、一番適切な組み合わせは、
「1 .体温調節 ──── 通気性」
となります。
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02
1 体温調節は、通気性と関係があります。
2 身体保護は、抗帯電性を主としていません。
3 清潔保持は、防水性を主としていません。
4 作業能率増進は、耐熱性を主としていません。
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03
衣服には生物学的(衛生的)、社会的な目的や機能があり、次の通りとなります。
・身体保護 →外部からの機械的な作用による障害や強い太陽光線などの影響、虫などの害を避けます。
・清潔保持 → 皮膚から分泌される皮脂や汗を吸着して皮膚を清潔にし、空気中の塵埃や微生物の体への付着を防ぎます。
・装飾、礼儀 →容姿を美しく飾り、精神生活を豊かにすると同時に社会に適応する状態をつくります。
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04
被服の目的は主には、体表付近の温湿度を調節する環境制御、身体や皮膚の保護・防御、身体の一部の秘匿や強調、装飾、また、性別・身分・職業等の表示があります。
体温調節と生地の性質で一番関連があるのは通気性です。
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