理容師の過去問
第32回
理容の物理・化学 問35
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問題
第32回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
硬水と軟水に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 軟水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多量に含む硬度の高い水をいう。
- 硬水中では、石けんがよく泡立ち、効果的な洗浄作用を発揮する。
- 一時硬水は、煮沸すると軟化する。
- 永久硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが炭酸水素塩として含まれる水をいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:軟水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを「あまり含まない硬度の低い」水のことを言います。
2:硬水中では、石けんがよく「泡立たない」ため、効果的な洗浄力を発揮「することができません」。
4:永久硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが「硫酸塩」などとして含まれる水もことを言います。煮沸しても軟水にならない硬水です。
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02
【硬水、軟水】
・硬水
カルシウムイオン、マグネシウムイオンを多く含む水です。
(日本では、1リットルあたり硬度100㎎以上の水です。)
石けんは、硬水だと、泡立ちが悪く、洗浄作用も悪いです。
・軟水
カルシウムイオン、マグネシウムイオンをあまり含まない水です。
(日本では、1リットルあたり硬度100㎎未満の水です。)
1、
軟水はカルシウムイオン、マグネシウムイオンをあまり含まない水のことです。
よって、(カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多量に含む硬度の高い水)→(カルシウムイオンやマグネシウムイオンをあまり含まない硬度の低い水)の間違いです。
2、
硬水中では、石けんは泡立ちにくいです。
よって、(石けんがよく泡立ち、効果的な洗浄作用を発揮する)→(石けんは泡立ちにくく、洗浄作用も低下する)の間違いです。
3、
一時硬水とは、
カルシウムイオン、マグネシウムイオンが炭酸水素塩として含まれている硬水のことです。
煮沸するだけで、軟化し、軟水になります。
よって、正しいので、これが正解です。
4、
永久硬水とは、
カルシウムイオン、マグネシウムイオンが、硫酸塩や塩化物として含まれている硬水のことです。
煮沸しても、軟水にはなりません。
よって、(炭酸水素塩)→(硫酸塩や塩化物)の間違いです。
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03
1 の解説
【軟水】カルシウムイオンやマグネシウムイオンをあまり含まない硬度の低い水。
【硬水】カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多量に含む硬度の高い水。
2 . 硬水中では、泡立ちが悪く、洗浄作用も低下します。
3 . 一時硬水は、煮沸すると軟化します。
※一時硬水・・・カルシウムイオンやマグネシウムイオンが炭酸水素塩として含まれている硬水。
4 . 永久硬水とは、カルシウムやマグネシウムが硫酸塩や塩化物として含まれる水。
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