理容師の過去問
第32回
理容理論 問49

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問題

第32回 理容師国家試験 理容理論 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

シェービングの基本技術と要領に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 肘関節を軸とする前腕の操作によるレザーの運行は、運行範囲が小さい時に使う。
  • 斜行運行は、毛流の方向に対して45度以内に行う。
  • 毛が硬く量が多い場合には、対皮角度を大きくして運行する。
  • 軟毛には、対皮角度を小さくして運行する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、 2 です。

×1.肘関節を軸とする前腕の操作によるレザーの運行は、動きが大きい為、運行範囲が大きく、広い範囲のシェービング時に適しています。誤っている記述の為、不正解です。

〇2.斜行運行は、毛流の方向に対して45度以内に行う事が原則です。毛の量や固さにより角度を変えてシェービングする事で、皮膚に負担なく施術できるとされています。質問は正しい記述を聞いているので、 2 が正解です。

×3.毛が硬く量が多い場合には、対皮角度を小さくして運行します。皮膚にも大きな力が働き、傷つけやすい為です。誤っている記述の為、不正解です。

×4.軟毛には、対皮角度を大きくして運行します。毛の抵抗が少ない為です。誤っている記述の為、不正解です。

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02

シェービングの基本技術と要領に関する問題です。

選択肢1. 肘関節を軸とする前腕の操作によるレザーの運行は、運行範囲が小さい時に使う。

肘関節を軸にした前腕の動きは大きいので、広い範囲の部分を剃るときに適しています。

これは誤った説明です。

選択肢2. 斜行運行は、毛流の方向に対して45度以内に行う。

レザーの斜行角度は、毛流の方向に対して45度以内で行うのが原則です。

これが正しい説明です。

選択肢3. 毛が硬く量が多い場合には、対皮角度を大きくして運行する。

毛が固くて量も多く抵抗が大きい場合には、皮膚にも力が大きくはたらいて傷つけやすいので対皮角度は小さくして運行します。

これは誤った説明です。

選択肢4. 軟毛には、対皮角度を小さくして運行する。

軟毛のように毛の抵抗が小さい場合には、対皮角度を大きくして軽く皮膚表面を滑らせるようにして運行します。

これは誤った説明です。

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03

正解は2です。

1 . 肘関節を軸とする前腕の操作によるレザーの運行は、動きが大きいため、広い面積を大きくシェービングするのに適しています。

2 . 斜行運行は、毛流の方向に対して45度以内が原則です。
45度以上に斜行すると危険を伴います。

3 . 毛が硬く量が多い場合には、対皮角度を小さくして運行します。

4 . 軟毛には、対皮角度を大きくして運行します。

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