理容師の過去問
第36回
理容理論 問43

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問題

第36回 理容師国家試験 理容理論 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

シザーズに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 直線刃は抵抗が大きく、ぶつ切れを起こして毛髪の飛散も多い。
  • 触点の形と幅は、動刃、静刃ともに同形でなくてはならない。
  • ひぞこは、刃線側に抜けているものがよい。
  • 接点が中心線を越えて薬指柄側にあると、静刃が動揺しやすく疲れやすい。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。

直線刃は刃元から刃先までほぼ直線の形状で、まっすぐに切りやすい反面抵抗が大きく、ぶつ切りも発生し、毛髪の飛散も大きくなるデメリットがあります。

1は正しい説明です。

動刃と静刃が接触する部分「触点」は、2枚の刃の形も幅も同じで、幅は約1mmです。

2も正しい説明です。

裏すきとも呼ばれる刃裏にある浅いくぼみ「ひぞこ」は、触点から刃先にかけて鋏背(峰)側に抜けているものが良いとされています。

3が誤った説明です。

薬指孔と母指孔の間にあるシザーズの接点(ヒットポイント)は、シザーズの中心線上にあるものが良いとされています。

中心線より薬指柄側にずれていると静刃が動きやすく、指が疲れやすい傾向があります。

4は正しい説明です。

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02

正解は3です。

1 . 直線刃は抵抗が大きく、疲労しやすく、ぶつ切れを起こして毛髪の飛散も多いです。
断髪用に使用するシザーズの刃線形態は直線刃がよいです。

2 . 触点の形と幅は、動刃、静刃ともに同形でなくてはならないです。
触点とは、2枚の鋏体が互いに接触する部分です。

3 . ひぞこは、鋏背に抜けているものがよいです。
ひぞことは、鋏身および鋏体の裏面にある浅いくぼみです。

4 . 接点が中心線を越えて薬指柄側にあると、静刃が動揺しやすく疲れやすいです。

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