理容師の過去問
第37回
皮膚科学 問30
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第37回 理容師国家試験 皮膚科学 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 接触皮膚炎(カブレ)の最も特徴的な症状は、原因物質に接触した部位に一致して発生し、周囲の皮膚との境界が比較的明確なことである。
- 尋常性毛瘡(カミソリカブレ)は、ひげの毛包に化膿菌が感染して、慢性の炎症を起こすものをいう。
- 尋常性痤瘡(ニキビ)は、毛包が角質の栓でつまったものであり、毛包の中で細菌や真菌(カビ)が増加すると炎症を起こすことがある。
- シラクモ(頭部白癬)は、成人がかかりやすいウイルスによる感染症である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は、 4 です。
×1.接触皮膚炎(カブレ)の最も特徴的な症状は、原因物質に接触した部位に一致して発生し、周囲の皮膚との境界が比較的明確なことです。質問は、皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、不正解です。
×2. 尋常性毛瘡(カミソリカブレ)は、ひげの毛包に化膿菌が感染して、慢性の炎症を起こすものをいいます。質問は、皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、不正解です。
×3. 尋常性痤瘡(ニキビ)は、毛包が角質の栓でつまったもので、毛包の中で細菌や真菌(カビ)が増加すると炎症を起こすことがあります。質問は、皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、不正解です。
〇4.シラクモ(頭部白癬)は、小児がかかりやすい白癬菌による感染症です。人から人だけではなく人からペットへの感染もあります。感染部分は清潔に保つことが大切です。質問は、皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、 4 が正解です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
02
正解は4です。
接触性皮膚炎(カブレ)は、原因となる物質が触れた特定の部分と一致してかゆみや発赤、ただれや小疱疹などの症状が現れ、その境界が明確になることが多いのが特徴です。
1は正しい説明です。
尋常性毛瘡(カミソリカブレ)は、ヒゲの毛包に細菌や化膿菌、ブドウ球菌などが感染して炎症を起こす毛包炎の一種です。
2も正しい説明です。
尋常性痤瘡(ニキビ)は、過剰分泌などで角質化した皮脂が毛穴を塞ぐことにより毛包に炎症が起こるもので、毛包内に細菌や真菌が増加すると悪化します。
3も正しい説明です。
シラクモ(頭部白癬)は、カビの一種である白癬菌が頭皮や毛髪に寄生して起こる感染症で、非常に感染力が強く小児に多く見られます。
4が誤った説明です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
正解は【4】です。
シラクモ(頭部白癬)は、【小児】がかかりやすい【真菌】による感染症です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問29)へ
第37回問題一覧
次の問題(問31)へ