理容師の過去問
第39回
皮膚科学 問27
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問題
第39回 理容師国家試験 皮膚科学 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 毛は、その中心部から順に毛髄質、毛小皮、毛皮質の3層からなる。
- 日本人の成人の頭毛は、約100万本である。
- アポクリン腺は、皮下組織内に存在し、皮膚表面に汗孔を作って開口している。
- 脂腺は、毛包に開口して、皮膚や毛にあぶらを与える役割をしている。
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この過去問の解説 (3件)
01
皮膚付属器官の構造に関する問題です。
誤っています。
毛は、中心部から順に並べると毛髄質(メデュラ)→毛皮質(コルテックス)→毛小皮(キューティクル)となります。
誤っています。
日本人の成人の頭毛は、100万本ではなく、約10万本といわれています。
誤っています。
アポクリン腺は皮下組織ではなく真皮に存在しています。その出口は毛根部分につながっており、毛穴を通して汗として排出されます。
正しいです。
脂腺(皮脂腺)は、毛包につながっており、毛穴から排出されて皮膚や毛にあぶらを与える役割をしています。
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02
正解は4です。
毛の構造は中心部から表面に向かって、毛髄質(メデュラ)、毛皮質(コルテックス)、毛小皮(キューティクル)の順番です。
1は誤った説明です。
日本人の毛髪の平均本数は10万本と言われています。
欧米人はそれより多く、人種によって差があります。
2も誤った説明です。
アポクリン線は皮下組織にある毛根に開口部があります。
それに対してエクリン腺は皮膚表面に独立して開口しています。
3も誤った説明です。
脂腺は真皮内にあり毛包に開口していて、皮膚や毛髪にあぶら(皮脂)を与える働きをしています。
4が正しい説明です。
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03
1 . 毛髄質、毛皮質、毛小皮の順です。
2 . 頭毛は、約10万本です。
3の解説
・アポクリン腺・・・毛包内に開口しています。
・エクリン線・・・皮膚表面に汗孔を作って開口しています。
4 . 脂腺(皮脂腺)は、毛包に開口して、皮膚や毛にあぶらを与える役割をしています。
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