理容師の過去問
第42回
公衆衛生・環境衛生 問5

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問題

第42回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

水道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 人が飲む水である上水には、健康に悪影響がないこと、使用上、不便のないこと、おいしいことなどが求められる。
  • 水道法に基づく水質基準により、水質の適・不適を判断する。
  • 浄化槽とは、河川水を浄化して上水を得るための施設のことである。
  • 高層建築物に作られている水槽が汚染されて、藻類が発生して異臭を出すことがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは3です。


【水道法】とは、
水道を設置管理し、計画的に整備や保護を目的としています。
また、水道の水質基準も決めています。


1、
上水とは、飲むことができる水を供給する水道や設備のことを言います。
腸菌が検出されないことや、人体に有害な物質は許容値以下であることなど、厳しい項目を達成した水が供給されます。
よって、正しいです。

2、
水道法には、水質基準が決められていて、その基準の水のみ供給の許可になります。
よって、正しいです。

3、
浄化槽とは、台所や風呂やトイレから出る汚れた水を、きれいにする為の装置です。
主に、下水道が整備されていない地域に設置します。
家から出る汚水を浄化槽で綺麗にして、河川に排水します。

よって、(河川水を浄化して上水を得るための施設)→(汚水を綺麗にするための施設)の間違いです。

4、
高層建築物には水を溜める貯水槽が設置されています。
その貯水槽内で藻類が発生する問題があります。
よって、正しいです。

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02

正解は3です。

1 .人が飲む水である上水には、健康に悪影響がないこと、使用上、不便のないこと、おいしいことなどが求められています。

2 .水道法に基づく水質基準により、水質の適・不適を判断します。
水道法では、給水栓で測定して、遊離残留塩素量が0.1mg/リットル(結合残留塩素量の場合には0.4mg/リットル)以上に保持されるよう塩素消毒をすることが規定されています。

3 .浄化槽とは、微生物の働きなどを利用して汚水を浄化し、きれいな水にして放流するための施設です。

4 .高層建築物に作られている水槽が汚染されて、藻類が発生して異臭を出すことがあります。

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03

答えは3です。

供給水の水質基準は「水道法」に基づいて定められています。

1、
「上水」とは
水道水など、飲用に適した水を供給する水道のことを指し
・大腸菌は一切検出されないこと
・人体に有害な物質は影響を与えない許容値以下であること
など、チェック項目をクリアした水のみが供給されることになっています。
よって、正しいです。

2、
「水道法」とは
水道の布設また管理のため
そして水道を計画的に整備し保護育成する事を目的にしています。
また、この水道法には
水道の水質基準や水道事業の認可基準
そして水道事業者の給水義務などについて詳しく定められています。
よって、正しいです。

3、
「浄化槽」とは
公共下水道未処理地域
(下水道が整備されていない地域)で微生物の働きなどを利用して
汚水を浄化し、きれいな水にして放流するための施設です。
よって、
(河川水を浄化して上水を得るための施設)
→(汚水を浄化し放流するための施設)の間違いです。

4、
高層建築物(高さ31 メートル を超える建築物)
には、水を溜める貯水槽が設置されており
その貯水槽内で藻類が発生し異臭を出すことがあります。
よって、正しいです。

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