理容師の過去問
第42回
感染症 問4
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問題
第42回 理容師国家試験 感染症 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
風しんに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 潜伏期は、2~3か月である。
- 妊婦がり患すると、心臓病、白内障、聴力障害をもつ子どもが生まれる危険性がある。
- 病原体はウイルスで、患者の鼻や咽頭の分泌物により飛沫感染する。
- 予防には、予防接種を受けることが有効である。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは1です。
【風しん】とは、
別名三日はしかとも言います。
病原体は、風しんウイルスです。
感染経路は、咳や鼻水による接触感染、飛沫感染があります。
感染すると、14~21日間の潜伏期間後、発熱、発疹、リンパ節の腫れの症状が出ます。
妊婦が感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群(先天性心疾患、難聴、白内障)という重篤な病気になる恐れがあります。
1、
潜伏期間は14~21日の約2~3週間になります。
よって、(2~3か月)→(2~3週間)の間違いです。
2、
妊婦が、風しんにり患(病気にかかる)と、お腹の赤ちゃんは、先天性風疹症候群という病気になる可能性があります。
先天性風疹症候群は、先天性の心臓病や難聴や白内障になります。
よって、正しいです。
3、
病原体は、風しんウイルスです。
感染者の鼻水や咳などの飛沫での飛沫感染や、その飛沫を手で触ってしまう接触感染があります。
よって、正しいです。
4、
風しんには、ワクチン接種があります。
風しんの予防接種には、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の使用が推奨されていて、2回接種することになっています。
予防接種をすることで、95%以上の人が免疫を得ることが出来ると言われています。
よって、正しいです。
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02
正解は1です。
1 .潜伏期は、2~3週間です。
軽い発熱と同時に発疹が出ます。
2 .妊婦がり患すると、心臓病、白内障、聴力障害をもつ子どもが生まれる危険性があります。
※先天性風しん症候群
3 .病原体はウイルスで、患者の鼻や咽頭の分泌物により飛沫感染します。
また、汚染された器物を介しても感染します。
4 .予防には、予防接種を受けることが有効です。
※定期の予防接種です。
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03
風しん(別名:三日はしか)とは、春先から初夏にかけて流行する
“風しんウイルス”によっておこる急性性感染症です。
主な症状として発疹、発熱、リンパ腺の腫れが出現します。
感染しても症状が出ない場合もあります。
1、
風しんの潜伏期間は『2〜3週間』(平均16〜18日)
よって、(2〜3ヶ月)→(2〜3週間)の間違いです。
2、
妊娠初期に風しんにかかると、母親から胎児へ胎盤を介して感染し
先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害ができること)になる可能性があります。
よって、正しいです。
3、
患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを
吸い込むことによる『飛沫感染』が主な感染経路ですが
他にウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる『接触感染』もあります。
よって、正しいです。
4、
有効な予防は予防接種です。
特に、先天性風しん症候群の発生を防ぐために
妊婦や妊娠を希望している女性とパートナーの予防が重要です。
予防接種法に基づく定期予防接種が行われています。
よって、正しいです。
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